NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/19


おはじき遊び Ohajiki-asobi Ohajiki (Flat Marbles) Game

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 おはじき遊びとは、丸い平たいガラス玉を使用した、女の子に好まれる遊びである。
 直径が12ミリ前後の小さなガラス玉を指で弾いて遊ぶので「おはじき」と名付けられた。
 日本でおはじきを使った遊びが行なわれるようになったのは奈良時代の事で、この時代に中国から伝わった遊びとされている。古くは小石を用いて、石弾き(いしはじき)とも呼ばれていた。
 当初、主に宮廷での大人の遊びとして広まったが、江戸時代に入ってから女の子の遊びとして一般化し、明治時代後期に現在のガラス製のおはじきになった。
 遊び方はいろいろあるが、基本の遊びはおはじきを指ではじいて、当たったおはじきはもらえるというもの。最終的には、持っているおはじきの数で勝敗を決める。
 おはじき遊びは、おはじきの見た目の美しさとゲームの両方を楽しめる歴史のある遊びである。
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2007/5/22


墨壷 Sumitsubo 

Jp

 大工道具、である。しかしながら単なる道具の域を超えた、造形的に芸術品と言えるようなものも存在している。
 用途は、木材にまっすぐな線を描くことだ。「墨付け」あるいは「けがき」と言う。「池」と呼ばれるくぼみの中に墨を含んだ綿が入っており、その間を通って引き出された墨糸をピンと張り、木材を打つように指で弾くことによって真っ直ぐな線を描く道具である。
 墨付けから工事が始まり、また仕上がりの良し悪しも墨付けの正確さが決定することから、墨壷には機能性とともに仕事の成功を願う職人の気持ちが込められるのだ。
 奈良・東大寺南大門の梁の上で見つかった有名な「忘れものの墨壷」は、実は大切な大工道具を敢えて置いて行ったと思われる当時の棟梁の、恐らく最後の仕事の証でもあり、南大門を守り続けて欲しいという職人の願いの象徴でもあったのだろう。
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2007/1/31


奈良晒 Nara-sarashi Nara Sarashi (bleaching cloth)

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 奈良晒(ならさらし)は、麻織物を白く晒しあげたもの。肌触りがよく、よく汗をはじくと古来より評判。奈良県の伝統的工芸品に指定されている。
 遠く「古事記」の時代に端を発するが、麻織物の一級品としてその名が世に広まったのは、江戸時代はじめの頃。清須美清四郎という名匠が、桃山時代に晒法の改良に成功し、にわかに盛んになったという。 
 その頃は主として僧侶や神官の衣装として用いられてきたが、江戸時代に入り、武士の裃や夏のひとえものとして奈良晒の名は天下に知れ渡った。幕府へも納められ、徳川家の御用品として重用されるなど、興盛をきわめる。
 その清楚で気品のある風合いは、古来より狂言、舞楽衣裳などの生地として好まれてきた。現在は茶巾、正倉院宝物をデザインしたテーブルセンター、のれんなども作られている。
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