NIPPON Kichi - 日本吉

2007/10/31

智積院 Chishaku-in 

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 智積院(ちしゃくいん)は、千葉の成田山新勝寺、神奈川の川崎大師平間寺、東京の高尾山薬王院の大本山など、全国にある約三千の寺を有する真言宗智山派の総本山である。ここは、豊臣秀吉にとって初めての子であった棄丸(すてまる)の菩提寺とした祥雲禅寺(しょううんぜんじ)の跡として知られる。
 また、桃山時代の長谷川等伯(はせがわとうはく)作による「楓図」、その子・久蔵(きゅうぞう)作による「桜図」といった金碧障壁画が、客殿を鮮やかに飾っている。いずれも国宝に指定されており、迫力ある美しさに人々が足をとめる。
 「利休好みの庭」と伝わる名勝庭園は、豊臣秀吉が建立した祥雲禅寺の時に原形が造られた。この庭園は、中国の廬山(ろざん)をまねてつくられた池泉鑑賞式庭園で、床の下まで深緑の池が入り込む形になっている。滝や石組み、斜面の植え込みなど、小さい庭園ながらも様々な景色をみることができる。

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住所
605-0951 京都府京都市東山区東瓦町964
名前
智積院
電話
075-541-5361
email
info@chisan.or.jp
HP
http://www.chisan.or.jp/sohonzan




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