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鳥取県倉吉市を代表する焼物に、「上神焼(かずわやき)」がある。鳥取県指定郷土工芸品である。宝暦年間(1750年頃)に開窯されたといわれる。
倉吉の地の土は鉄分が多く、焼くと黒っぽくなるのが特徴。そして元来、上神焼の代表的な釉薬は独特の深みのある赤い色である。黒の地に赤の釉薬。焼きあがった上神焼は、えんじ色に似た落ち着いた赤で、食器としても花器としても使う人を温かく包んでくれるような、ぬくもりのある色だ。
最近では、赤以外にも白地にブルーと緑のコンビで涼しげな食器や、釉薬の色を生かした紫の味わいのあるもの等、新鮮な作風の作品も作られるようになった。
大地や空をガラスの中に閉じ込めたような、こっくりとした存在感のある器たちである。
倉吉の地の土は鉄分が多く、焼くと黒っぽくなるのが特徴。そして元来、上神焼の代表的な釉薬は独特の深みのある赤い色である。黒の地に赤の釉薬。焼きあがった上神焼は、えんじ色に似た落ち着いた赤で、食器としても花器としても使う人を温かく包んでくれるような、ぬくもりのある色だ。
最近では、赤以外にも白地にブルーと緑のコンビで涼しげな食器や、釉薬の色を生かした紫の味わいのあるもの等、新鮮な作風の作品も作られるようになった。
大地や空をガラスの中に閉じ込めたような、こっくりとした存在感のある器たちである。
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