NIPPON Kichi - 日本吉

2007/1/31

名古屋黒紋付染 Nagoya-kuromontsuki-zome Nagoya Black Dyeing

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 愛知県で生産されている礼装用衣装であり、伝統工芸品に指定されている。
 産地の歴史は、江戸時代の初め頃尾張藩が始めた旗印やのぼり等の染色品を作っていたのが始まりと言われる。その後、江戸時代末期には、藩士や庶民の黒紋付染が行われるようになった。
 黒紋付染めには、家紋を施す。紋の染め際をきれいに染め上げるため、紋が入る部分には型紙を使い、その部分だけ白地を残す。名古屋ではこの地独特の紋当網付語技法を用いる。堅牢度の高い黒色を作る為濃度が薄い染液を使って、長い時間をかけて染める。主な製品には着物地、羽織、喪服など。
 紋付の衣装は礼装用として用いられ、特に喪服は日本独自の礼装用衣装として認識され現在に引き継がれるものである。

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住所
462-0858 愛知県名古屋市北区大蔵町6
名前
名古屋友禅黒紋付協同組合連合会
電話
052-981-0997




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