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2008/3/25


注連飾り(島根、山口) Shimekazari(Shimane,Yamaguchi) Shimekazari (Shimane, Yamaguchi)

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 中国地方の一部の注連飾り(しめかざり)には、紙垂(しで)や、橙(だいだい)などと一緒に、赤唐辛子が飾られているものがある。
 唐辛子は、古来より世界の各地で「魔除け」として用いられることが多い。玄関に吊るすことで邪気の侵入を防ぐと言われている。
 棘のある植物や香りの強いものは悪鬼を祓うと言われ、節分の日に柊の枝と鰯の頭を門戸に挿す習慣と通じるのかもしれない。
 また、紙垂を飾ることには外からの災いや厄を吸収させるという意味もある。
 「注連・シメ」は「占める」の意味で、注連縄は疫病などの不浄なものの侵入を封じ、神などがいる「結界」を示し、また、幸せなどを外へ逃がさないようにする印として張られる。
 こうした注連縄の役目は、注連飾りのもとになっているといわれる。
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2007/12/14


おとそ Otoso Otoso

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 「お屠蘇」は、一年間の邪気を祓い、長寿を願って正月に飲まれる薬草酒。「一人これを飲めば一家病無く、一家これを飲めば一里病無し」と云われにもある様に、本来は風邪予防の為に調合され、飲まれていたが、いつしか正月の祝いの膳には欠かせないものになった。
 山椒、桔梗、桂皮など数種の薬草を組み合わせた屠蘇散を、日本酒や本味醂に浸しておいて作り、大・中・小の三種の盃を用いて飲まれる。飲む順番には、地域によって違いがあるが、年齢の若い者から順に飲んでいくのが正式である。これは中国の習慣からきたもので、若い者が毒味をしてからという意味がある。しかし日本では、明治から昭和初期の頃に家長から飲む事も行われる様になった。
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2007/11/20


塗香 Zukou 

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 塗香(ずこう)とは、仏教において、行者が手や身体に塗って自らを清めるのに使う香である。
 元々の起源はインドにあり、香木から香料を取り、体に付けて体臭などを消すのに使ったという。ここから発展し、身体を清める、邪気を寄せ付けないという意味で仏教で取り入れられたとされる。
 清め香とも呼ばれ、本尊にお供えしたり、ごく少量を手の平に塗ったりして身を浄めるために用いる粉末の香で、一般にも写経を行う際に用いられている。
 天然香薬種を調合して作られた塗香は、すっきりとした香の香りで、身にまとう香りとしても楽しむ事が出来る。
 内的な煩悩を清める、外的な邪を寄せ付けないという意味づけの他、香をかぶると病気が治るとか、頭がよくなる等とも言われている。
 塗香は、手や身に塗って迷いや邪心を浄める香の事である。
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2007/9/11


波伝谷獅子舞 Hadenya-shishi-mai 

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 波伝谷獅子舞(はでんやししまい)は、宮城県南三陸町の戸倉波伝谷地区に昔から伝わる伝統行事であり、春祈祷との別名も持つ。
 執り行っているのは、契約講と呼ばれる相互扶助による寄り合いの人々である。
 毎年の三月第二日曜の早朝から行われる、この地区独特の邪気祓いの儀式であり、かつては旧暦の二月一五日に行われていたものである。
 儀式当日の早朝から、獅子頭を朝日に直面させて遥拝した後、東の村境へ移動してお札を竹に挟んで立て、御幣を飾った榊を先頭に地区の家々を巡りはじめる。
 家主は必ず豆腐を一丁用意しておき、訪れた獅子はこれを噛んで吐き出し、酒で清める。
 そうして家々を回り、西の村境に到着すると、海岸に榊を立てて太鼓を打ち鳴らして石を投げつける。獅子はこの時、大きく口を開いて邪気を吐き出し、榊が倒れると同時に口を閉じる。閉じられた口は翌年まで、絶対に開かない。
 頑なに閉じられた口は、派伝谷に邪気を寄せ付けない、強い意志を物語っている。
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2007/8/15


竿燈祭 Kantou-matsuri 

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 東北四大祭りの一つ、竿燈祭(かんとうまつり)は秋田県秋田市で毎年8月に行われる。
 竹竿を、縦横に組み、たくさんの提灯をつるした、大きな竿燈を操り、お囃子にあわせて練り歩くもので、夏の病気、穢れ、邪気を追い払うためのねぶり流しとして行われている。
 元々は短冊や人形を流す行事であったが、お盆に使われた高灯籠を門前に掲げた風習や、蝋燭の普及などに伴い、提灯を掲げたものが組合わされ発展し、江戸時代中期には現在の形になったと言われる。
 大人用の大若と呼ばれる竿燈は長さ12m、重さ50kにも及ぶが、持ち手は肩、腰、額など、体のいろいろな部分を使い、バランスを取りながら竿燈を操る。その姿に、沿道を埋めた人々は魅了される。
 幾重にも連なった提灯の灯りが夜空を照らす様は美しく、東北の夏の夜を彩る祭事である。
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2007/7/11


雛祭り Hina-matsuri Hina Matsuri

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 三月三日の桃の節句に女の子のいる家で成長、幸福を願い行なわれる行事。
 ひいなまつり、上巳(じようし)の節句ともいわれる。
 中国の五節句の一つで、三月始めの巳の日の上巳に禊をして厄払いをしたことが起源とされる。
 日本では厄払いに人形をもちいていたが、これが「ひいな遊び」に使われた人形と結びつき、お雛様の原型となった。その後、雛人形を飾り、祀ることで幸せを祈る現在の姿となっている。
 お供え物の、菱餅は土台となるヨモギが邪気を払い、白酒は身を清め、蛤は貝のように合う相手を願うものであり、その他に多くの縁起物が子供の成長を祈って揃えられる。
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2007/6/12


鬼追い会式 Oni-oi-esiki 

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 鬼追い会式(おにおいえしき)とは、兵庫県姫路市の書写山にある円教寺にて毎年1月に行われる行事である。
 円教寺は天台宗の寺で「西の比叡」とも言われる名刹であり、鬼追い会式は開祖、性空上人が亡くなった1000年前から始まったとされる。
 会式では境内の邪気を焼き尽くして断ち切るため、赤鬼と青鬼が出てくる。赤鬼は毘沙門天の化身である若天、青鬼は不動明王の化身である乙天といわれ、赤鬼は槌を背負い鈴と松明を持ち、青鬼は宝剣を持つ。
 鬼であると同時に山の守護神であるため、角がないのが特徴である。
 かつて深夜に行われていた名残から、扉が閉じられて真っ暗になった摩尼殿の中を鬼がゆっくりと歩きたいまつを振り回す。
 鬼追い会式は、五穀豊穣と平和を祈る法会である。
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2007/4/26


夏越の祓 Nagoshi-no-harae 

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 夏越の祓(なごしのはらえ)とは、毎年六月末日に行なわれる禊の行事であり、十二月末日の年越の祓とあわせて大祓(おおはらえ)と呼ばれる。
 半年分の穢(けが)れや罪を祓うとされ、飛鳥時代に宮中行事として定められ、国民の穢れを祓った。
 現在でも各地の神社で行なわれており、境内に作られた茅の輪(ちのわ)を神主を先頭に八の字にくぐり、小川に人形(ひとがた)に息を吹きかけ、罪や穢れを託し海や川に流すなどして、残り半年の無病息災を願う。
 この日、京都では宮中の暑気払いで食べられる氷の代わりに考案された「水無月」と呼ばれる、白いういろうに小豆を載せて三角に切られた和菓子を食す。邪気を払うものとされ、親しまれている。
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