NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/6/23


焼尻の自然林 Yagisiri-no-shizenrin 

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 焼尻の自然林(やぎしりのしぜんりん)は北海道西部の日本海側に位置し、面積は約43559ヘクタール、一市五町にまたがる広大な暑寒別天売焼尻国定公園(しょかんべつてうりやぎしりこくていこうえん)の中にある。
 焼尻島はミズナラ、イタヤカエデ、ナナカマドなど約50種の深い森に覆われている。島の中央部東側に落葉広葉樹が、谷筋には針葉樹が発達している。
 これらの上層林の下にイチイが高密度に生育しており、一部上層林がなくイチイのみが発達しているオンコの荘と呼ばれるめずらしい地帯もある。
 学術的に貴重で、天然記念物に指定されている。
 この国定公園には天売島の海鳥繁殖地もあり、こちらも天然記念物となっている。
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2008/3/18


藻岩原始林 Moiwa-genshirin 

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 北海道札幌市の中心に近い位置にあるのが、標高五三一メートルの藻岩山にある「藻岩原始林(もいわげんしりん)」である。
 藻岩山の北東斜面に見事な落葉広葉樹が広がり、草木や樹木を合わせると四百種類以上の植物が存在する。
 大正一〇(1921)年三月三日、北海道での天然記念物指定第一号となった。
 かつて藻岩山はアイヌ語で眺望のきく丘「インカルシペ」と呼ばれており、隣接する円山(まるやま)が小さい山「モイワ」と呼ばれていた。
 登山道には三十三観音コースがあり、山道に三十三観音石仏とご詠歌碑が建っている。森と一体となっている石仏たちが、山頂までの道しるべとなり、登山者を見守っている。
 観光道路やロープウェイがあり、交通の便もいいことから頂上は札幌市街を一望するスポットとして観光客に人気がある。
 また、山頂には昭和四四(1969)年に建てられた「天然記念物・藻岩原始林」の本碑と由来を記した副碑が建っている。
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2008/1/15


郭公(カッコウ) Kakkou 

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 「郭公(カッコウ)」は、カッコウ目カッコウ科に属し、全長は35センチメートルの鳥である。
 郭公は夏鳥で、4月末頃から渡ってくる。高原や河原の林、広い草原に分布し、姿も見つけやすい。
 郭公は、自分では巣を作らず、他の鳥の巣に卵を生みつけてヒナを育ててもらう、択卵という方法をとる鳥である。モズ、オオヨシキリ、ホオジロなどの巣に托卵し、巣の持ち主のヒナより、郭公のヒナのほうが早く生まれることが多く、ヒナは生まれてから間もなく、まだ目が開いてないうちに、巣にいる他の種類のヒナや孵化する前の卵を外に出し、自分だけが餌を確保して成長できるようにするというものだ。
 郭公の親鳥も、似た卵を生む鳥の巣を選び、托卵するという。托卵できると、子どもより先に南の国へ帰ってしまう。最近は、托卵する巣の鳥に気づかれ、郭公の卵を落とされる事もあるようだ。
 高原で「カッコウ」と爽やかに鳴き、日本をはじめ世界各国で郭公が歌にでてくる印象とは別に、他の鳥に子育てしてもらうという珍しい習性を持ち合わる鳥である。
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2007/12/25


飯豊山麓 鳴き砂 Iidesanroku Nakisuna 

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 山形・福島県との県境に立つ飯豊山麓(いいでさんろく)にある中津川地区遅谷は、県内でも屈指の豪雪地帯で、山から流れる豊かな雪解け水に育まれたブナの天然林が広がっている。自然豊かなこの地区には、それを象徴するかのように鳴き砂と呼ばれる砂がある。
 鳴き砂の主成分は石英だとされている。きれいな水や空気の中で充分洗われた石英の砂粒のみが「鳴く」とされているため、鳴き砂が確認されている地域は環境が美しい証でもある。
 「日本の音風景百選」にも選ばれている飯豊山麓の鳴き砂は、歩くと「キュッ、キュッ」という不思議な音がする。全国には約三〇ヶ所の鳴き砂が海辺に確認されているが、それがなぜ海から遠く離れた山里に存在するのかは今も謎に包まれている。この謎を解明するために、この地区が海に面していたのではないか、という仮説が立てられているという。
 五〇〇万年前の太古にまでさかのぼる鳴き砂のロマンに、人々は今も魅了されている。
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2007/10/24


格子状防風林 Koushijou-boufuurin Great Green Grid

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 北海道道東の根釧台地(こんせんだいち)にある「格子状防風林」は、そのスケールの大きさにおいて地球規模的で、北海道ならではの雄大なもの。北海道遺産にも登録されている。
 広大な大地にまるで方眼紙のように正方形の格子が描かれている。この正方形の一辺の長さは約3000m、幅は180mで、総延長は648kmにも及ぶ。平成十二年に宇宙飛行士の毛利衛さんがスペースシャトル・エンデバーから撮影した映像に、くっきりと区画された、この格子状防風林の全容が鮮明に映し出されたことからも、その規模の大きさが分かる。
 元々は周囲の酪農家と牧草地を風や雪から守るために造られたが、近年では野生動物の住みかや移動の経路としての機能も果たす。
 近年ではホーストレッキングや林内の動植物ウォッチングのメッカとしても人気だ。
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2007/9/13


翁倉山 Okinagura-yama 

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 翁倉山(おきなぐらやま)は、宮城県北東部にそびえる北上山地北端部に位置する山であり、南三陸地域の最高峰である。
 標高は532mあり、群山を抜く雄大な山容は、遠く石巻、栗原方面からも望むことができる。
 また、古くから信仰の山としても親しまれ、雨乞いなども行われていた歴史を持つ、地域の人々に愛されている山である。
 モミ林やイヌブナ林、キタゴヨウ林などの、南三陸を代表する中間温帯林が色濃く残されており、多くの野生鳥獣の生息地にもなっている。
 特に代表的なのが国の天然記念物であるイヌワシであり、イヌワシの営巣地として昭和一二年、一四年に長野県で確認された二例に続き、国内で三番目に確認されている。
 頂上は広場になっており、南側には北上川の豊かな流れ、東には志津川湾など、宮城のパノラマを眺望することができる。
 頂上にある祠にお参りをすれば、もしかしたらイヌワシの羽ばたきが、絶景の中に見えてくるかもしれない。
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