NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/18


士踊り Samurai-odori 

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 士踊り(さむらいおどり)は、鹿児島県南さつま市加世田の竹田神社にて毎年七月二三日に奉納されている神事である。県の無形民俗文化財に指定されている。
 竹田神社は、室町時代の文明一七(1485)年に保泉寺として創建された寺が、明治六(1873)年、神社として再建されたもので、祭神は島津忠良。
 踊りは、戦国時代の薩摩領主・島津忠良が、三州を平定した長男貴久を慰安するために始まったといわれている。
 はじめに奉納される二才踊りは陣羽織、帯刀姿の大人たちが歌いながら静かに歩を進め、勝ちどきを上げたり、四股を踏むしぐさで舞い、続く稚児踊りは、鎧武者に率いられた百衣陣羽織姿の少年たちが円陣を組み、ゆっくり回りながら締め太鼓などを奉納する。
 士踊りは、武士の士気を鼓舞する勇壮な郷土芸能である。
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2007/8/1


新城の田植踊 Shinjou-no-taue-odori Taue Odori in Shinjo

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 新城の田植踊は、宮城県気仙沼市の新城地区に古くから伝わる伝統芸能である。
 天保年間(1830~1843)の大凶作の時、平八幡神社に豊作祈願をしたのがその始まりと言い伝えられており、昔は小正月に演じられていた。
 現在は県指定無形民俗文化財にもなっており、各種祭礼時のほか、旧正月には地区の各戸を廻る。
 その踊りは、七人により演じられるもので、弥十郎と呼ばれる役が二人、後の五人はヤッサカと称する踊り手となり、盛り上げる。
 弥十郎は長烏帽子を被り、陣羽織を着て、金輪のついた「しゅろすり」という竹杖を打ち鳴らしながら前口上を述べる。
 ヤッサカたちは、豆絞りの鉢巻を締め、格子縞の長着に豆鈴のついた前回しをつけ、「ヤーンドヤーハイ」のおはやしと共に手太鼓を打ちながら跳ね踊る。
 当時の農民達が絶望の淵から神に捧げた踊りは、あでやかな衣装と共に苦難を明るく乗り越えようという思いを今に伝えている。
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2007/7/30


大倉の役人田植踊 Ookura-no-yakunin-taue-odori Yakunin Taue Odori in Okura

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 大倉の役人田植踊(おおくらのやくにんたうえおどり)は、宮城県仙台市青葉区大倉で、旧暦7月6日に行われる定義如来の夏祭りにて踊られる踊りである。県指定民俗文化財民俗芸能とされる。
 天保三(1833)年、京都生まれの源宗という法印が、大倉の人々に京の踊りを伝えたのが始まりと言われている。
 役人とは、鬼人と呼ばれる弥十郎が、田の神の役を務める意味と伝えられる。
 弥十郎の長である鬼人が、頭に日月の引立烏帽子をかぶり、背に神武天皇と書かれた陣羽織を着て田植踊りを踊る。
 踊りには、讃め言葉や返し言葉があり、鬼人が唄える口上や早乙女の歌・舞振りにこの田植踊の特徴があるとされる。
 大倉の役人田植踊は、地域社会の中で伝承されてきた、伝統ある民俗芸能である。
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2007/2/2


加賀繍 Kaga-nui Kaga-nui Embroidery

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 石川県の加賀地方に伝わる刺繍縫い。
 室町時代、仏教の布教と一緒に加賀地方に加賀繍の元となる技法が、京都から伝わってきた。それは主に僧侶の袈裟や仏前の打敷(うちしき)の装飾の技法であった。
 この技術が伝承・発展し、藩政時代に入ると、藩主の装飾品や陣羽織をに施され、さらに女性の着物にも用いられるようになった。
 加賀藩主は歴代、文化学問を重んじ、加賀繍を手厚く保護した。加賀の金箔、加賀の友禅と並び加賀の繍は、独自の完成を遂げる。
 金糸・銀糸・絹糸を巧みに使い、その図柄を立体的に布から浮かび上がらせる。繊細な技術から生まれるおくゆかしくも華麗なその刺繍は、現在でも装飾品や、帯、着物に施される。
 ひと針ひと針、丹精込めて作られるのは今も昔も変わりがなく、当然ながら全て一品ものである。
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2007/1/31


甚平 Jinbei Jinbei

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 甚平は男性用の和服で、主に夏の室内着として使われる。
 筒状の袖を持ち、丈は短い。帯はなく、襟と脇に付いた紐を結んで留める。
 上衣とズボンを組み合わせたものが主体だが、以前は上衣のみであった。主に木綿か麻で作られる。
 「甚兵衛羽織」の略であり、由来は武士の袖なし羽織の「陣羽織」を真似て作られたから。「甚兵衛」という人物が作ったからなどの説がある。
 大阪を舞台にした谷崎潤一郎の「半袖ものがたり」にも描かれ、ここでは「半袖」と呼ばれている。
 男性用だが、近年は女性が着るものもある。浴衣に比べて着崩れないことから盆踊りなどにも好まれる。
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