NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/4


香木 Kouboku 

Jp

 香木(こうぼく)とは良い香りのする木の事で、大抵は沈香(ちんこう)、伽羅(きゃら)、白檀(びゃくだん)の3つを指す言葉である。
 日本での香木に関する最古の記述は日本書紀に見られ、推古天皇三(597)年、香木が漂着し、火にくべたところよい香りがしたため献上した、と記されている。
 本格的なお香、香道などにはなくてはならぬ物とされ、江戸時代には組香(くみこう)が創作され、庶民の間に香道が浸透していった。
 沈香は、外的要因によって木質部に樹脂が凝結し、樹木が枯れていく過程で熟成されてできたもの。
 伽羅は、沈香とほぼ同様の生成過程を経るが、香気や油質の違いによって沈香の中でも別格とされる、貴重な香木である。
 白檀は、爽やかな香りの香木で、インドやインドネシア、マレーシアなどで栽培されている。
 香木は、香道以外にも心身の浄化や強壮に効用があるとされる、焚くと良い香りのする木である。
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2007/10/23


聞香炉 Monkouro 

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 聞香炉(もんこうろ)は、香道で用いる、香木を加熱し、香気を発散させる目的で用いる、蓋を持たない器である。
 火気を使用する関係上、材質には不燃性、耐熱性が求められる。そのため、陶磁器や金属、石材などで作られていることが多い。
 香道は、室町時代におきた日本の伝統文化であり、仏教と共に日本に伝えられた香は、平安時代には個人の趣好・知的感覚により薫物が作られ、室町時代・東山文化隆盛の頃に、香木を使用する聞香形式が整え出された。
 通常一対で用いられ、青磁、染付等の少し大きめの蕎麦猪口のようなもので、高さは6~8cm、直径は6~7cm、底には3つの高台が付いている。
 聞香炉は、香道において、自然を感じ、四季を想い起こさせる香りの世界を堪能するための、優雅で高尚な香道具である。
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2007/3/6


杉葉線香 Sugiba-senkou 

Jp

 杉葉線香は島根県安来市に伝わる線香、島根県ふるさと伝統工芸品の一つである。
 香は仏教伝来と共に日本に伝わったとされ、その後香木を調合して衣類に炊き込める薫物(たきもの)が広まり、香道が形作られた。仏教、禅と関係が深く、香りが四方に広がることが仏の慈悲を表していると言われる。
 線香は江戸時代に製法が生まれたもので、香木に比べ安価なことから広く一般に広まった。
 杉葉線香も同時期に製造され、乾燥した杉の葉と椨(たぶのき)の木の葉の粉末を混合して作られる。
 硬さや粘度を見極めるには熟練の技を要し、現在も職人たちの手作業による製法が守られている。
 安価で良質な杉葉線香は野線香とも言われ、仏事や墓参の際に使われ、祖先の霊を慰めている。
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2007/2/15


香道 Kou-dou The Art of Burning Incense

Jp En

 香道とは香木を炊いて、その香りを楽しむ日本独自の芸道である。
 香木は仏教の伝来と同時期に日本に伝来し、儀式や衣服、髪に炊き込める風習を生んだ。その後、室町時代中期に茶道、華道と同じく現在の形に整えられたとされる。
 基本的な流れとしては香を炊く香炉に香木を薄く切り入れ、その香炉を一座に回して、香りを鑑賞する。
 他の芸道と異なるのは、香とゆかりの古典や和歌になぞらえて香りを当てるゲーム的な要素があることだが、勝敗よりも香りを楽しむのが本道である。
 文学の知識、礼儀作法、書や道具への造詣など様々な要素が組み合わされた奥深い芸道であり、多くの愛好家に好まれている。
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