NIPPON Kichi - 日本吉

記事数3件: 1~3 件表示          

2007/10/31


野宮神社 Nonomiya-jinja 

Jp

 野宮神社(ののみやじんじゃ)は、京都府京都市右京区嵯峨野宮町にある神社である。祭神は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)。
 野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮に仕える、皇女・女王の中から選ばれる斎王が、伊勢へ行く前に身を清めたところとされる。
 縁結びや、進学の神様として知られており、若い女性や修学旅行生に人気がある。
 鳥居は樹皮がついたままの「黒木の鳥居」で、古代の鳥居の形式を伝えている。また、境内には苔を用いた美しい庭園として有名な「野宮じゅうたん苔」がある。
 神社周辺の竹は「野の宮竹」と呼ばれており、主に工芸品などに利用されている。
 源氏物語「賢木」の巻にも現れ、謡曲「野宮」の題材ともなっており、人力車の嵯峨野めぐりもこの神社の前からスタートしている。
 野宮神社は、今も篤く崇敬されている社である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/9/25


黒木御所跡 Kuroki-gosho-ato The Ruins of Kuroki Palace

Jp En

 黒木御所跡(くろきごしょあと)は、島根県隠岐郡西ノ島町別府にある後醍醐天皇の行在所跡(あんざいしょあと)と言われている場所である。
 元弘二(1332)年、二度の元寇(げんこう)によって力の衰えた鎌倉幕府への倒幕挙兵である元弘の変に失敗し、隠岐に配流となった後醍醐天皇の行在所と伝えられる。
 島前・西ノ島町の別府港に臨む天皇山という小高い頂きにあり、県の史跡に指定されている。
 その後、天皇は在島一年たらずで隠岐を脱出し倒幕に成功、建武の中興と呼ばれる親政を行った。
 天皇山の入口には資料館の碧風館(へきふうかん)があり、天皇に関する資料、伝承にまつわる文書、絵画などが展示されている。
 山頂には、天皇を祭る黒木神社と行在所跡の碑が存在する。
 黒木御所跡は、後醍醐天皇の不遇時代を偲ばせる史跡である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/25


小鹿田焼 Onta-yaki Onta-Yaki Ceramic Ware

Jp En

 小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の山あい、小鹿田地区にて焼かれる陶器である。
 小鹿田焼は江戸時代中期に、筑前の国・小石原焼きから陶工・柳瀬三右衛門を招き、大鶴村の黒木十兵衛によって開窯された李朝系登り窯である。
 小鹿田焼は開窯から300年、代表的な技法として、飛びかんな・刷毛目・櫛描き・打ち掛け・流しなどがあり、色調も青磁、黒、白飴、黄など多彩である。
 1954年、及び64年、世界的に著名な英国のバーナード・リーチが日田に滞在し、作陶したのは有名である。
 今も集落の谷川でのんびりと陶土をつき続ける唐臼のように、永い歴史と伝統を守りながら、小鹿田焼10軒の窯元がじっくりと手仕事に取り組んでいる。
 1995年、国の重要無形文化財保持団体の指定を受ける。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数3件: 1~3 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter