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寿福寺は、神奈川県鎌倉市扇ガ谷にある、臨済宗・建長寺派の寺である。鎌倉五山の第三位で、本尊は宝冠釈迦如来。
正治二(1200)年、前年亡くなった源頼朝を弔うため、妻・北条政子が臨済宗の祖、栄西を招いて開基した。
この地は、奥州征伐に向かう源頼義が勝利を祈願したといわれる、源氏山を背にした源氏家父祖伝来の地である。また、源頼朝の父・義朝の居館があった所としても知られる。
創建当時は七堂伽藍を擁し、14の塔頭を有する大寺院であったが、宝治三(1247)年、正嘉二(1258)年の2度にわたる火災で、一宇を残さぬまで焼失してしまった。これらの復興は、南北朝時代の頃なされた。
寿福寺は、古代から続く、静謐さにあふれる寺である。
正治二(1200)年、前年亡くなった源頼朝を弔うため、妻・北条政子が臨済宗の祖、栄西を招いて開基した。
この地は、奥州征伐に向かう源頼義が勝利を祈願したといわれる、源氏山を背にした源氏家父祖伝来の地である。また、源頼朝の父・義朝の居館があった所としても知られる。
創建当時は七堂伽藍を擁し、14の塔頭を有する大寺院であったが、宝治三(1247)年、正嘉二(1258)年の2度にわたる火災で、一宇を残さぬまで焼失してしまった。これらの復興は、南北朝時代の頃なされた。
寿福寺は、古代から続く、静謐さにあふれる寺である。
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