NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/10/31


鳶山崩れ tonbiyama-kuzure 

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 鳶山崩れ(とんびやまくずれ)とは、富山県中新川郡立山町にそびえる、標高2616mの鳶山にある大規模崩壊地の事である。日本三大崩れのひとつとされる。
 日本には火山や破砕帯などに由来する脆弱な地質の山地が多く、このような地域で地震や火山噴火、大雨などを誘因として発生した大規模崩壊地が「崩れ」である。
 鳶山には、かつて大鳶山と小鳶山の二つの山頂があった。しかし、安政五(1858)年に発生した飛越地震により山地が大崩壊し、大鳶山と小鳶山は完全に消滅、立山カルデラに大量の土砂が流れ込んだ。
 現在でも大量の土砂が立山カルデラに残っており、流出してしまうと富山平野が土砂で埋没してしまうため、砂防工事が続けられている。
 鳶山崩れは、地殻も地面も動き続けていることを実感させる自然の表徴である。
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2008/10/21


屈斜路湖 kussharo-ko 

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 北海道の東端、川上郡弟子屈町にある屈斜路湖(くっしゃろこ)は、周囲57km、面積79.3平方kmの自然湖である。全域が阿寒国立公園に属している。
 日本最大の屈斜路カルデラの中に横たわるほぼ円形をなす巨大なコバルトブルーの湖で、その大きさは国内で6番目、カルデラ湖としては日本最大の広さを誇る。
 湖の周りから小さな川が流入し、南端から釧路川が流れ出している。屈斜路の名は、その釧路川が流れ出す付近にあった「クッチャロ」という名の集落からきている。クッチャロとは、アイヌ語で喉や口、流れ出口を意味する。
 湖心に浮かぶ中島は、周囲12km、面積5.7平方km。淡水湖にある中島では日本一大きい島で、湖を望む3つの峠に立つと、眼下に雄大な原生林に囲まれた湖を見下すことができる。
 昭和一三(1938)年、屈斜路地震で湖底から硫黄が噴出し酸性度が上がって魚類はほぼ全滅したが、その後酸性度は低減され、近年では十種類程の魚が見られる。
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2008/9/10


田代平湿原 Tashirotai-shitsugen 

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 田代平(たしろたい)湿原は青森市の東の外れ、八甲田山麓にある。もとは約二百万年前の火山活動で出現したカルデラ湖だったが、湖水堆積物とその後の八甲田火山の噴出物で埋めつくされた。現在は三つの木道が整備されているため歩きやすく、一時間ほどで周遊できる。
 一帯はさまざまな植物が群生し、湿原は市の天然記念物に指定されている。六月中旬にはレンゲツツジが朱橙色の花で夏の到来を告げ、六月下旬から七月上旬にかけてはニッコウキスゲが辺り一面を黄色に染める。ほかにもヒメシャクナゲ、ワタスゲ、ネバリノギラン、ウメバチソウといった高山植物が咲き誇り、ハイカーやトレッカーを楽しませている。酸ヶ湯方面に比べて人出は少なく、意外な穴場でもある。
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2007/9/10


霧島山 Kirishima-yama Mt. Kirishima

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 霧島山(霧島連峰・霧島火山群)は、鹿児島県霧島市と宮崎県えびの市・小林市の境界にある火山群の総称である。日本百名山の一つに選ばれている。
 約30万年前に大噴火を起こした、加久藤カルデラの南縁に誕生した後カルデラ火山とされる。
 標高1700mの最高峰・韓国岳をはじめ、高千穂峰、中岳、大幡山、御鉢などからなっており、大浪池、大幡池、御池、六観音池など多くの火口湖が存在する。
 一帯は霧島屋久国立公園に指定されており、高地にはミヤマキリシマの群生地がある。
 高千穂峰の山頂には、アマテラスの孫ニニギが、降臨する際、逆さに突きたてたという天の逆鉾が立てられている。
 また、坂本龍馬夫婦の日本最初の新婚旅行地としても知られている。
 霧島山は、天孫降臨を伝える日本創世神話の地である。
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薩摩硫黄島 Satsuma-iou-jima 

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 薩摩硫黄島は、鹿児島県鹿児島郡三島村にある東西5.5km、南北4kmの火山島で、竹島、黒島とあわせて鹿児島郡三島村を構成している。
 この島は、6300年前に大噴火した鬼界カルデラの縁にできた山であり、主峰の硫黄岳は標高703.7mの、硫気活動が盛んな火山である。
 噴気が活発で、島のあちこちから温泉が噴出し、海水を異様な色に変色させている。その姿はマグマ溜まりから突き出した煙突のようにも見える。
 日本史において鬼界ヶ島を名乗っていたと考えられている島の一つであり、硫黄のために島の周辺海域が黄色に変色していることから「黄海ヶ島」と呼ばれ、これが「鬼界ヶ島」に書き換えられたとの説もある。
 薩摩硫黄島は、活火山によって成り立つ南国の島である。
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2007/8/7


五色岳 Goshiki-dake Mt. Goshikidake

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 五色岳(ごしきだけ)は、山形県と宮城県の両県南部の県境に位置する蔵王連峰の一角を担う山だ。
 標高は1674m。活火山である蔵王の山々の噴火によって出来た火口湖「御釜」の淵を形作っている山で、五色岳自体も火山の噴火によって生じた直径2kmほどのカルデラの一角を成す、後カルデラ火砕丘である。
 中央にある御釜を取り囲むように火口丘沿いに登山道もあり、ぐるりと一周することも出来るようになっている。
 火山の爆発によって盛り上がったカルデラの尾根沿いに続く道は、周りにさえぎるものもないため、コバルトブルーやエメラルドグリーン、ブラウンなど、様々に色を変える御釜を足元に見下ろしながら歩くことになる。秋には赤く色付く紅葉を背景に雄大な蔵王の山並み、そして巨大なカルデラを堪能できる。また、冬には大自然のいたずらである樹氷を間近に見ることも出来る。
 蔵王のもつ、大自然の神秘が凝縮された世界に身を浸すには、この山は格好の場所である。
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2007/6/27


白地山 Shiroji-yama 

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 白地山(しろじやま)は、秋田県鹿角郡小坂町~青森県にあり、十和田湖の西に位置する標高1034mの山である。東北百名山の一つに数えられる。
 十和田カルデラの外輪山の一つで、白地山から見る十和田湖はまさに絶景である。
 山頂近くに広がる白地山湿原は、木道とロープで保護されており、開花時期にのんびり木道を歩いてゆくと、色とりどりの多くの高山植物を観察する事が出来る。
 頂上には、地図を作るための三角測量をする時に用いられる一等三角点補点があり、ベンチも設備され、四方に望む山々を見渡しながらの昼食は、体の疲れを癒す事ができる。頂上からの展望も、八甲田の連山、岩木山、白神山地、森吉山、八幡平~岩手山など360度のパノラマが続く眺めの良い山である。
 白地山は、早朝に登ると特に素晴らしい展望を堪能出来る、眺望の美しい山である。
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2007/6/22


摩周岳 Masyuu-dake Mt. Mashudake

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 北海道東部、阿寒国立公園内にある摩周湖。歌でも有名なこの湖は、およそ7000年前の巨大噴火により誕生したカルデラ湖だ。
 その摩周湖の外輪を形成する外輪山の一角が「神の山」の意を表す「カムイヌプリ」摩周岳だ。
 日本でもトップクラスの透明度の高さを持つ湖から臨めば、外輪山の中でも頭一つ抜け出した山を見て取ることが出来る。
 標高は858m。登山の入り口は湖畔の第一展望台にあり、その頂まで、摩周湖外輪の尾根伝いを歩いていく。
 途中では木々が折り重なるようにして出来たトンネルや高山植物、そして時々その視界に現われては消える青く澄んだ摩周湖を望みながら、穏やかな道をハイキング気分で、ゆったりと楽しみつつ進んでいくことが出来る。
 歌にもあるように霧でも有名なところで、そんな日に目指す頂への道程もまた楽しいものだ。
 眼下に見える霧に煙る摩周湖と、その中央に見え隠れするカムイシュ島の絶景は、神がもたらしてくれた賜物なのかもしれない。
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