NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/3


文様 市松 Monyou Ichimatsu 

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 市松文様(いちまつもよう)とは、江戸時代の歌舞伎役者、初代・佐野川市松(さのがわいちまつ)が、白と紺の正方形を交互に配した袴を履き、人気を博した事からそう呼ばれるようになったとされる。
 黒と白、赤と白など異なった二色の正方形を交互に並べた形の文様で、石畳文(いしだたみもん)、霰文(あられもん)とも呼ばれ、シンプルであるがとても美しい。その単純な構図故、古くから工芸品や染織品、桂離宮の襖のような室内装飾など多数用いられている。
 江戸時代以前より存在する模様については石畳模様(いしだたみもよう)と呼ばれていた。
 英語では、チェス盤に例えてチェッカー、チェックなどと呼ばれ、ヨーロッパでも昔から色々なものに用いられてきた文様である。
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2007/5/10


漆リング Urushi-ring Urushi-ring

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 素材と日本の職人の技にこだわるデザイナー坂雅子が挑んだ、新たな境地。その試みが結晶したのが、日本伝統工芸のモダニズムが味わえるこの「漆リング」だ。シンプルなデザインでありながら奥は深い。
 アクリルを下地としたリングの、小さな面積に漆を塗るには、職人の高度な技術が求められる。さらに色や素材感を表現することは容易ではない。試行錯誤を重ねた結果、アクリルと漆、それぞれの分野の職人が丁寧に仕上げたものを合体し、漆とアクリルが互いを引き立て合うオリジナリティーの高い作品が完成した。使い込むほどに、艶や色が変化する様子を楽しめる一品である。
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2007/5/9


亀甲彫りサイドテーブル Kikkoubori-saido-teburu Kikkou-bori Side Table (Tortoiseshell Carving Side Table)

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 すべての表面に亀甲の彫りを施し、布着せの漆で仕上げる。
 規則正しく彫られた六角形の模様に光が反射し、奥行きのある質感と表情を感じるテーブルである。
 彫り+亀甲文様+漆
 従来、お椀に乗っていたこれらの技法や意匠が飛び出して、新たな出会いを得、そして活き活きと何かを語りだす。
 新しいのは、技術やデザインではなく、結びつける視点なのだ。
 
■個人邸 サイドテーブル
・亀甲彫り布着漆
・デザイン
 MLINARIC HENRY
 &ZERVUDACHI
 LTD
■プロデュース
 ubushina 立川裕大
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2007/5/7


金箔(ドーミーイン金沢 中庭) Kinpaku(Domiin-Kanazawa Nakaniwa) Gold Foil (Courtyard in Dormy Inn Kanazawa)

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 金箔には通常の純金と同じく僅かながら銀・銅が混じるため、長い年月のうちに変色を起こすことがある。
 この四角の口は、温泉の蒸気が吹き出るところで、水分に常に触れている状態である上に、その水は普通の水ではなく「天然温泉」という腐食力の強い成分を含むものであるため、アクリル板に金箔を裏打ちするという方法が採用された。
 アクリルを通して見える裏打ちされた金箔面には、接着剤等の汚れはまったく見あたらない。
 水回りにもかかわらず、十分に金の光沢を表現することに成功。ホテルのロビーから眺めると、まるで金塊から温泉が湧き出るようである。
■ドーミーイン金沢 中庭
・透明アクリルに金箔を裏打ち
 およびコーキング
・サイズ(cm)
 w55×d55×h45
・デザイン n・o・a
■プロデュース
 ubushina 立川裕大
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2006/12/15


かるた遊び Karuta-asobi Karuta Game

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 日本のかるたのルーツは、平安時代に貴族の女性の間で行われていた「貝合(かいあわせ)」だ。その後、江戸時代に登場したのが、長方形の札に詩歌を描いた「歌かるた」で、これが小倉百人一首を札にした遊びに発展したとされている。
 読み手が上の句を読み上げ、対になる下の句を取るかるた遊びは、小倉百人一首を用いて一対一で戦う「競技かるた」が有名だが、三人一組で参加するルールを定めたものもある。かるたは、いろは48文字の各文字ではじまることわざが札になった「いろはかるた」や、幼児用の「絵あわせかるた」のように遊びを兼ねた学習用にも使われている。
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将棋遊び Shougi-asobi Shogi Game

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 将棋といえば、一般的に盤と40枚の駒を使って二人で行う「本将棋」を指す。先手と後手が盤の上で交互に駒を動かし、最終的に相手の玉将(ぎょくしょう)という駒を詰めた者が勝ちとなる。
 駒には八つの種類があり、それぞれ異なる動きをする。相手の駒を取って自らの持ち駒とし、好きな場所に打ったり、相手の陣地に進むと駒を裏返して、新たな動き方ができるようになったりするなど独自のルールに基づき、王将を追い詰めていくのが醍醐味だ。
 本将棋以外には、自分の駒で相手の駒を縦横にはさむことで、相手の駒を取っていく「はさみ将棋」、将棋盤上で金将4枚を振り、出た目におうじて駒を進めていく「まわり将棋」などがある。
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ビー玉遊び Biidama-asobi Bidama 

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 地方によってルールと呼び名が異なるビー玉遊び。その基本的なものを挙げよう。
 ひとつは、地面に四角(三角)の枠を描き、対戦者が枠内に置いたビー玉(親)に、枠外から自分のビー玉(手玉)を当てて枠からはじき出し、親を奪い合うゲームだ。手玉が当たって枠から出したビー玉はもらえるが、手玉が枠の中に残った場合は、反対に狙われる立場となる。
 もうひとつは、地面に穴を掘り、ビー玉を指ではじいて指定された順路で穴にビー玉を入れてまわるゲームがある。穴をまわっている最中にビー玉が他人のビー玉に当たると、罰則が与えられたり、早くゴールした者は、自分のビー玉を相手のビー玉に当てることができたりするなど、いろんなオプションをつけて遊ぶことができる。
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