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2007/11/14


バサラ祭り Basara-matsuri 

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 奈良県奈良市・大和郡山市の商店街一帯で、毎年八月の最週土日にバサラ祭り(ばさらまつり)が開催されている。
 「バサラ」とは室町時代に流行した社会的風潮の事で、慣習にとらわれず自己を開放する、という意味だ。仏教の神「婆沙羅」を由来としている。
 平成一一(1999)年から、市民が自由に参加でき、一体になれるようにとの願いを込め、そして古都奈良の新しい夏祭りとして行われるようになった。
 祭りのスタイルは路上でのダンシングパレードが主で、モデルとなっているのは高知市のよさこい祭りや北海道のよさこい・ソーラン祭りである。当日午後一三時頃から、個性的な衣装をまとった参加者達が商店街を出発し、数ヶ月前から練習してきた踊りを披露する。祭りは同時にコンテストでもあり、より「魅せる踊り」が出来たチームには賞が授与される。
 古い町並みに威勢の良い音楽と踊りが溢れる。この祭りをには、お年寄りなども含め、この二日間で約六万人の観光客が訪れる。
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2007/8/3


ばんば踊り Banba-odori Bamba Dance

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 ばんば踊りは、宮崎県延岡市で毎年8月に行われる「まつりのべおか」にて踊られている民俗芸能である。
 まつりのべおかは宮崎県北最大の夏祭りで、市民5000人以上が巨大な輪となってばんば踊りを踊り明かす「ばんば総踊り」や、1万発もの花火が打ち上げられる花火大会など、2日間にわたって盛大に開催される。
 ばんば踊りは、口説唄と呼ばれる物語風の長い歌詞を持つ踊りで、その起源は延岡のそれぞれの地区で踊られていた盆踊りとされる。
 踊りと密接な関係にある音頭の文句に、江戸後期に民衆文化として親しまれた歌舞伎、浄瑠璃の内容がふんだんに盛り込まれており、江戸時代後期に盛んになったと言われている。
 ばんば踊りは、長く人々に親しまれている踊りである。
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2007/7/31


酒田まつり Sakata-matsuri Sakata Matsuri Festival

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 山形県酒田市で毎年行なわれるお祭り。
 5月19日から21日に行なわれる、上日枝神社と下日枝神社の例祭。慶長14年から400年近くの間、一度も途絶えることなく続いている。
 以前は「山王まつり」と呼ばれていたが昭和54年に「酒田まつり」として全市民の祭りとして改められた。
 前夜祭には「式台の儀」という伝統芸能の踊りが披露される。
 本祭では酒田のシンボルである雌雄二対の「獅子頭」が登場するほか、山車や神輿で地元の人が行列を作り、市内を練り歩く。
 周辺にはたくさんの露店が軒を連ね、町は祭りムード一色に。港町として栄えた当時の様子を今に伝える、郷土色あふれるイベントである。
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2007/7/12


さぬき高松まつり Sanuki-takamatsu-matsuri Sanuki Takamatsu Festival

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 さぬき高松まつりは、香川県高松市にて行われる四国4大まつりの1つで、香川県を代表する祭りである。
 高松市の祭りの中でも最も賑わいを見せ、メインは何といっても、高松市中央公園で行われる「高松おどり」や「さぬき踊り」などの「総おどり」で、約4000人もの人々が群舞を繰り広げる。
 その他にも郷土芸能やパレード、うどんの大食いを競う「うどリンピック」も披露され、祭りを盛り上げる。
 祭りのもうひとつの最高潮は、西日本最大級と言われる約5000発もの打ち上げ花火で、無数のカラフルな光がまばゆいばかりに夜空を彩る。
 さぬき高松まつりは、祭りムード満載の大イベントである。
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2007/7/9


おたる潮まつり Otaru-ushio-matsuri Otaru Ushio Festival

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 北海道小樽市で、昭和四二(1967)年に小樽の歴史や文化の伝承、そして小樽の発展を祈願する契機として始まったのがおたる潮まつりだ。
 小樽港を中心に、毎年七月の最終金、土、日曜日の3日間にわたって行われ、100万人以上の来場者が道内外から訪れる。
 市内各所に、その表面に波をあしらった「潮ちょうちん」が飾られ、祭りが始まると市内は一挙に活気付く。
 二日目には潮音頭にのって、市内中心部を道内外から参加した5000人を越える踊り手たちが踊り、練り歩く「潮ねりこみ」が行われ、さらに祭りの雰囲気を盛り上げる。
 各所では様々なイベントも同時に催され、郷土芸能である「潮太鼓」の図太い音色も楽しめる。そして最終日にはおよそ2500発もの花火が打ち上げられ、小樽港の夜空を美しく染め上げる大花火大会で締めくくられる。
 海への感謝と郷土小樽の発展を願うお祭りの余韻は、そう簡単には冷めそうもない。
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2007/2/12


奈良 氷室神社 Nara himuro-jinjya 

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 奈良県奈良市にある、氷の神様として有名な氷室神社。
 日本で氷の神を祀るのは、この神社だけである。その歴史は、仁徳天皇62年、都祁村に造ったのが始りとされる。平城京遷都の710(和銅三)年、御蓋山の麓、吉城川の上流・下津岩根に氷室明神を祀ったのが社の起こりである。冬季の氷を氷室にかこい、夏季に朝廷へ献上していた。
 毎年5月1日の献氷祭では、タイやコイを封じ込めた高さ1メートルの氷柱が神前に奉納される。また舞楽なども披露され、奉納される。
 春には、毎年奈良で一番に咲くという、樹齢400年のエドヒガシ種のしだれ桜が満開になり、花見客で賑わう。
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2007/2/9


福島わらじ祭り Fukushima-waraji-maturi 

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 昭和45年に八月(夏)の「まつり」に大わらじを奉納することにより、二月(冬)の「暁詣り」に奉納された大わらじとあわせて、奉納される大わらじを一足としてより一層の健脚を祈願する行事として始められた。
 社には、数多くのわらじが奉納されており、その昔、旅に出る人々がその道中の無事を祈願したことに始まったといわれ、現在は交通安全を始め家内安全、商売繁盛、招福除厄を願って奉納されている。
 2日間行われるこの祭りは、以前はピーチサンバ、わらじおどり、わらじ競走で構成され、最近は ダンシングそーだナイト、平成わらじ音頭を使ったわらじおどり、わらじ競走で構成され、福島の夏まつりのトップを飾るまつりとして、市民総参加のもと毎年盛大に開催されている。
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2007/1/19


花笠まつり Hanagasamatsuri Flower-Hat Festival

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 山形県で毎年8月に行なわれる東北四代まつりのひとつ。
 威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色。100万人という人手で賑わうこの夏祭りは、山形県のシンボルである。
 8月5日から7日の間、山形市のメインストリート1.2キロに、県花、山形市の花である「紅花」の笠が咲き誇り群舞が繰り広げられる。
 祭中、「そろたそろたよ・・」などと歌われる「花笠音頭」は明治、大正の頃、村山地方で歌われていた「土突き唄」が元歌になっているといわている。
 踊りの基本は「日本舞踏」的なものであるが、最近では男性的な踊りも誕生。ダンスの要素なども取り入れられ、年々個性的な演出が増えている。
 祭り好きな日本人なら、一度は参加してみたいと思ってしまう。
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