NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/7


真性寺 Sinshou-ji 

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 真性寺(しんしょうじ)は、東京都豊島区巣鴨にある真言宗・豊山派の寺院である。東京都指定有形文化財。
 開基は不明だが、元和元(1615)年に祐遍法印によって中興開基された。
 正徳四(1714)年、地蔵坊正元の発願で江戸の街道出入り口に建てられた、江戸六地蔵の第四番として有名である。
 地蔵は、高さ2.68mで、製作者は、神田鍋町の鋳物師・太田駿河守正儀である。
 他にも御府内八十八箇所、九品仏、三十箇所弁財天にも数えられ、真性寺への巡礼が巣鴨発展の基になったと言われている。
 江戸名所図会にも描かれている名刹で、巣鴨では東福寺、西福寺と並び最も古い寺の一つとされている。
 真性寺は、巣鴨の人々から愛され、親しまれているお寺である。
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津屋崎人形 Tsuyazaki-ningyou 

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 津屋崎人形(つやざきにんぎょう)は、福岡県津屋崎町津屋崎にて造られる人形である。
 一般的に、流し型による薄い造りの博多人形に対し、津屋崎人形は「二枚型による手押し」製法により作られ、分厚く重厚にして安定感がある。
 しかし、この製法は熟練技術を要するため量産に向かず、今では珍しい作り方となってしまった。
 津屋崎人形は、顔料を水とニカワでのばして使用しており、色あせに強く、独特のあざやかな色彩を誇る。
 伝統的なモマ笛(フクロウのような音色)、干支人形、ひな人形や武者人形はもちろん、招き猫や福助さん、滑稽ものなど、みな何とも言えない魅力的な品々である。
 津屋崎人形は、素朴でユーモラスな、いつまでも大切にしたい人形である。
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2007/1/29


沈堕の滝 Chinda-no-taki Chinda Waterfall

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 大分県、大野川の本流にかかる雄滝と支流の平井川にかかる雌滝の二瀑。
 雄滝は高さ17メートル、幅93メートル、雌滝は高さ18メートル、幅4メートル。落差の高さと幅の広さから「豊後のナイアガラ」とも呼ばれる。
 室町時代の水墨画家、「画聖」雪舟が明より帰国した後、豊後大分に滞在してこの滝をモチーフに「鎮田瀑図」を描いている。
 力強く美しい筆で自然を描いたこの作品は山水画の名品として名高い。
 横手にある「沈堕の滝ふれあい公園」は伐採、植樹すべてを三年をかけて住民の手で作られた公園。展望台からの滝を一望する眺望は素晴らしい。
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