NIPPON Kichi - 日本吉

記事数3件: 1~3 件表示          

2007/2/7


真性寺 Sinshou-ji 

Jp

 真性寺(しんしょうじ)は、東京都豊島区巣鴨にある真言宗・豊山派の寺院である。東京都指定有形文化財。
 開基は不明だが、元和元(1615)年に祐遍法印によって中興開基された。
 正徳四(1714)年、地蔵坊正元の発願で江戸の街道出入り口に建てられた、江戸六地蔵の第四番として有名である。
 地蔵は、高さ2.68mで、製作者は、神田鍋町の鋳物師・太田駿河守正儀である。
 他にも御府内八十八箇所、九品仏、三十箇所弁財天にも数えられ、真性寺への巡礼が巣鴨発展の基になったと言われている。
 江戸名所図会にも描かれている名刹で、巣鴨では東福寺、西福寺と並び最も古い寺の一つとされている。
 真性寺は、巣鴨の人々から愛され、親しまれているお寺である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




護国寺 Gokoku-ji 

Jp

 護国寺は、東京都文京区大塚にある真言宗・豊山派の大本山である。本尊は如意輪観音。
 護国寺は、天和元(1681)年、五代将軍綱吉の生母桂昌院の発願で、雑司ヶ谷御薬園に建立された。
 開山は亮賢。江戸三十三箇所観音霊場の第13番札所とされる。
 元禄七(1694)年、綱吉は桂昌院とともに護国寺に参詣し、以来桂昌院は30数度、綱吉は16度に及び護国寺を訪れている。
 護国寺は徳川家に所縁の深い寺であったが、明治になって三条実美がここに墓を建てると、以後顕官、軍人、実業家が競ってここに墓所を定めた。
 また、茶道の総本山としても有名である。
 護国寺は、近代日本との縁も深い、厳かな寺院である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/26


庭月観音灯籠流し Niwatsukikannon-Tourounagashi Niwatsuki Kannon Lantern Floating

Jp En

 灯籠流しは、毎年8月18日に山形県鮭川村で、庭月観音の前を流れる鮭川で行われる。
 この庭月観音は、打ち止めの霊場である。最上三十三観音三十三番札所として、多くの巡礼者が訪れる。
 庭月観音灯籠流しは江戸時代から続く旧盆の行事、毎回、県内外から多くの人々が集まる。
 仏式としては東日本一の規模の庭月観音灯籠流し。夕日が沈む頃、川堤に百余りの灯籠が灯され、読経と御詠歌が奉詠される。響き渡る御詠歌にのって、鮭川の川面に先祖供養の灯籠が一つ一つ流れ始める。やがて数千の灯となり、鮭川をゆったり流れる様は幻想的である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数3件: 1~3 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter