NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/19


野間神社 Noma-jinja 

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 野間神社(のまじんじゃ)は、鹿児島県南さつま市笠沙町にある神社である。祭神は瓊々杵尊(ににぎのみこと)、木花咲姫尊、火須勢理尊、彦火々出見尊、火照尊。
 創始の年代は不明であるが、神社そのものは往古よりあったと伝えられ、瓊々杵尊を祀る日本最古の神社とされる。
 神社は元々標高591mの野間岳山頂にあり、東宮と西宮に分かれて野間権現と呼ばれていた。
 天文二三(1554)年、島津忠良が東宮を、永禄一〇(1567)年には西宮も再建した。
 文政一三(1830)年、台風によって社殿が崩壊したため、神社を山頂から八合目まで下ろし、島津斉興により東宮と西宮を統合して1つの社殿として、現在地に再建された。
 野間神社は、昔から崇敬され続けてきた古社である。
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2007/9/18


玉乃井 指宿 Tama-no-i Ibusuki 

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 玉乃井(たまのい)は、鹿児島県指宿市(いぶすきし)開聞十町に古くから存在する井戸である。
 神代の昔から日本最古の井戸といわれ、彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)が兄の釣針をなくして途方に暮れ、樹上にたたずむ姿が井戸水に映っているところを、豊玉姫(とよたまひめ)に見初められたと伝えられる。
 また、後に彦火々出見尊の妃となった豊玉姫は、朝夕この井戸で水を汲んでいたという。
 付近一帯の「玉井」という地名も、この井戸から名付けられたものとされる。
 現在、この井戸は遺跡として残っているが、既に枯れており水は出ない。
 玉乃井は、彦火々出見尊と妃豊玉姫の神話時代のロマンチックな物語が今に伝わる、伝説の古井戸である。
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2007/7/31


榊流永代神楽 Sakaki-ryuu-eidai-kagura Eidai Kagura in the Sakaki Style

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 榊流永代神楽(さかいりゅうえいだいかぐら)は、現在の宮城県仙台市宮城野区に鎮座する青麻神社(あおそじんじゃ)に伝わる榊流青麻神楽が、宮城県大亀地区に移入、派生した伝統芸能である。
 永代神楽として大亀地区に伝わったのは弘化五(1848)年といわれ、以後、現在まで毎年四月の第三日曜日に、大亀神社とも称される鹿島天足別神社(かしまあまたりわけじんじゃ)で、奉納されている。
 言葉や詞を用いないのが特徴の神楽で、そのすべてを動作で表現する京都流の優雅な舞としても知られており、衣冠装束に面をつけ、大太鼓と小太鼓、七孔の笛のみのシンプルな奏楽で、ヤマタノオロチ退治のほか、海幸彦と山幸彦の舞など、古事記を主とした神話を題材とした十四の舞が受け継がれている。
 他地区の人は踊ることは出来ない、という伝統を守り続け、二百年に渡る今もなお、大亀地区二三世帯だけに受け継がれる、まさに秘伝の舞である。
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2007/6/13


青島神社 Aoshima-jinja Aoshima Shrine

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 宮崎県宮崎市青島にある神社。
 宮崎県では3本の指に入る観光地、周囲約1.5kmの青島にある。
 無限に広がる青い空と海に囲まれた青島は、亜熱帯植物が密生する。その中にある青島神社はまるでジャングルの中にある神社のように見える、また、青島全域を境内地としている。
 青島神社の歴史は1200年以上といわれ、昔から霊地として一般の入島は許されず、聖域として保護されていたので、植物や岩石が自然のまま現存し、岩石が国の天然記念物に指定されている。
 海幸彦山幸彦の日本神話で知られる彦火火出見命(山幸彦)が主祭神である。結婚、縁結び、安産、航海、交通安全のご利益があるといわれる。なお、火照命(海幸彦)は北郷町の潮嶽神社に祀られている。
 青島に密生する青島熱帯植物群生地が天然記念物に指定されている。
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2007/3/5


和多都美神社 Wadazumi-jinjya 

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 海彦・山彦の神話で知られる神社。 
 彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと・海彦)が失った釣り針を探してこの海宮を訪れ、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)と結ばれたと伝えられる。
 満潮の時は、神殿の近くまで海水が満ち、その様は竜宮を連想させ、海神にまつわる玉の井伝説の御遺跡や満珠瀬、干珠瀬、磯良恵比須の磐座などの旧跡も多い。
 また本殿の後方に2つの岩がある。これを夫婦石と称し、この手前の壇が、豊玉姫命の墳墓(御陵)で、西手の山下に石があり、それが彦火火出見尊の墳墓(御陵)であるとされている。
 波おだやかな浅茅湾の本殿正面の海から本殿に向かって連なる5つの鳥居は満潮時、2mほど沈み、神秘的な姿を見せてくれる。
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