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2007/1/8


雲辺寺 Unpenji Unpenji Temple

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 雲辺寺は、徳島県三好市池田町にある真言宗御室派の寺である。四国霊場66番札所で、ご本尊は千手観世音菩薩。
 雲辺寺山(標高927m)にあり、四国高野とも呼ばれている。境内は約40haの広さで、杉、ひのき、モミ、トガなどの古木に囲まれている。
 弘法大師が16歳の時、深遠な霊山の趣に心うたれて堂宇を建立したのがはじまりで、大同2(807)年、嵯峨天皇の勅を奉じて再び登山し、ご本尊を彫刻して仏舎利と毘盧遮那法印(仏法石)を山中に納め、霊場に定めた。
 その後、学問道場として盛んになったり、七堂伽藍が整備されたり、峰須賀家の祈願所にもなったが衰微し、現在は往時の面影はみられない。寺域はまさに雲上の世界。周囲の山々に霧がかかり、雰囲気も神々しい霊場である。
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太龍寺 Tairyuuji Tairyuji Temple

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 太龍寺は、徳島県鷲敷町の太龍寺山山頂近くにある、高野山真言宗の寺である。本尊は虚空蔵菩薩で、四国霊場21番札所。古来より西の高野と呼ばれている。
 延暦12(793)年、19歳の弘法大師が、太龍嶽の上で百日間に渡り「虚空蔵求聞持法」を修法した事は、「三教指帰」に記されている。太龍寺と室戸岬は青年期の大師の思想形成に重要な役割を果したことが伺われる。
 太龍寺の寺領は霊山の名にふさわしく、樹齢数百年を算する巨杉・大桧に覆われ、本堂・大師堂・多宝塔・求聞持堂・鐘楼門・護摩堂・六角経蔵等が点在し、群を抜く壮大なスケールを誇る。
 境内にはさまざまな高山植物が自生し、春はシャクナゲ、夏はアジサイ、秋はモミジ、冬はツバキと四季を通じて訪れる人々の心を和ませてくれる。
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