NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/21


西伊豆 大滝 Nishi-izu Oo-taki The Otaki Waterfall in Nishi-Izu

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 西伊豆の大滝(にしいずのおおたき)は、静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里にある落差48m、幅8mの滝である。
 西伊豆町内には、仁科川上流などに二十数カ所の滝が点在しているが、その中で最も大きな伊豆を代表する滝で、水量の多い日は上から直下で落下する大迫力の滝である。
 巨大な釜を備えた滝で、文字通り、中段部分に微妙に段があり、末広がりに広がって落ちており、水量も豊富で、方向によっては虹も出る。
 別名兵太が滝とも、また、豊かな水量がダイナミックに三段に落ちてくるところから三階滝とも呼ばれている。
 滝の周囲は、春は新緑も鮮やかな青葉、秋は朱に染まる紅葉と、四季折々の美しい景観を誇る。
 西伊豆の大滝は、雄大で勇壮な景勝地である。
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2007/2/9


白河だるま市 Shirakawa-daruma-ichi 

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 白河地方に春を告げる伝統行事。約500年前の初市、花市が始まりとされ、だるまは約200年前、松平定信公の命によりお抱え絵師だった谷文晁が描いた図案をモデルにしたと伝えられている。
 約1.5キロの商店街に約700の露店が並び、県内外から15万人を超す人出でにぎわう。
 昭和38年に、それまで旧正月14日に開かれていたのを新暦の2月14日に変更し、市神様をだるま市と称するようになり、昭和49年には、2月11日の建国記念日の日に変更した。
 白河だるまは顔の中に「鶴亀・松竹梅」(眉は鶴、ひげは亀、口の下に竹、びんひげに松と梅)が入った全体的に福々しい感じが特徴。だるまには18種類の大きさがあり、小さいだるまから、毎年大きいだるまへ買い換えていくと末広がりの幸福が得られるといわれている。
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2006/11/27


扇 Ougi Folding Fan

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 扇は8世紀頃日本で発明された。扇の着想は、一説には、木簡を束ねて一端に穴を開け、紐などで繋いだ物が起源であるとされる。
 平安時代頃から、扇はあおぐという役割だけでなく、儀礼や贈答、コミュニケーションの道具としても用いられた。和歌を書いて贈ったり、花を載せて贈ったりしたことが、源氏物語など、多くの文学作品や歴史書に書かれている。武士階級では刀と同じ物と解釈され尊ばれた。またコンパクトに折り畳めるという利点が高く評価され、大航海時代には中国を経由して西洋にまで輸出され独自の発展を遂げ、17世紀のパリには扇を扱う店が150軒を数えるほど大流行したという。
 扇子を開いた形は、「末広がり」に通ずるので縁起のよいものとされ、めでたい席での引出物としても用いられている。
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