NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/2/18


滋賀 願成寺 Shiga Ganjou-ji Ganjoji Temple

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 滋賀の願成寺(がんじょうじ)は、滋賀県蒲生郡蒲生町川合にある曹洞宗の寺である。本尊は聖観世音菩薩像。蒲生観音霊場第26番、釈迦三十二禅刹第9番、近江湖東名刹二十七ヶ所霊場第24番札所とされる。
 聖徳太子の発願によって仏法興隆、諸国安泰のため全国46ケ所に建立された願成就寺の1つであり、本尊は33年に1度の開扉とされる秘仏で、聖徳太子の母の面彰を写し刻まれたと言われている。
 もとは天台宗であったが、寛永二(1625)年、三栄本秀禅師によって中興され、曹洞宗に改宗した。
 昔この寺にいた美しい尼僧を慕い、姿を変えて毎日通った人魚のミイラと伝えられているものが観音堂に保存されている。また、本堂には中世の石造遺品が数多く残っている。
 滋賀の願成寺は、古式ゆかしい聖徳太子ゆかりの寺院である。
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2008/1/22


塩船観音 柴燈護摩 火渡り Shiofune-kannon Saitou-goma Hi-watari Saito Goma Fire Festival at Shiofune Kannon

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 塩船観音(しおふねかんのん)は、東京都青梅市塩船にある真言宗醍醐派の別格本山の寺院である。本尊は十一面千手千眼観自在菩薩像。関東八十八ヶ所霊場第72番札所とされる。
 大化年間(645~650)に、17歳の時に人魚の肉を食べ不老長寿の身となり、後に尼僧になったという八百比丘尼(やおびくに)が、この地に立ち寄った際に千手観音を安置したのが始まりと言われている。
 毎年五月三日の大祭には、お堂の中で火を焚き、炎の中に御本尊を勧請し、その中に様々な供物を投じて秘密の真言を唱え、諸願の成就を祈る真言宗修験道の柴燈護摩(さいとうごま)が焚かれる。
 その後に山伏の行列を行い、真っ赤になった火の中を刀を持った山伏たちが真言を唱えながら次々と歩いて渡るという、火渡り(ひわたり)の荒行が行われる。
 塩船観音の柴燈護摩と火渡りは、勇壮で荘厳な神事である。
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