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善国寺(ぜんこくじ)は、東京都新宿区神楽坂にある日蓮宗の寺である。本尊は毘沙門天。
文禄四(1595)年、徳川家康より天下安全の祈祷の命をうけ、池上本門寺一二代住職・日惺上人(にっせいしょうにん)が池上本門寺の末寺として開山し、現在の麹町六丁目に創建された。
寛文一〇(1670)年に火災に遭った際、替地(他の場所へ強制的に移転させられること)を命ぜられたが、幕臣の岩本内膳正(いわもとないぜんのかみ)の祈願が聞きいれられて沙汰やみとなった事から、内膳正が中興開基とされる。
寛政四(1792)年、再び類焼したために境内地が火除地として召しあげられ、替地として翌年、現在地に移転した。
朱の御堂にある毘沙門天は、家康が江戸入国の折、日惺上人が天下泰平の祈りを込めて幾多の災禍も免れた尊像で、新宿七福神のひとつであり、「神楽坂の毘沙門天さん」として知られている。
善国寺は、毘沙門天で有名な厄除け、難除けで名高い寺である。
文禄四(1595)年、徳川家康より天下安全の祈祷の命をうけ、池上本門寺一二代住職・日惺上人(にっせいしょうにん)が池上本門寺の末寺として開山し、現在の麹町六丁目に創建された。
寛文一〇(1670)年に火災に遭った際、替地(他の場所へ強制的に移転させられること)を命ぜられたが、幕臣の岩本内膳正(いわもとないぜんのかみ)の祈願が聞きいれられて沙汰やみとなった事から、内膳正が中興開基とされる。
寛政四(1792)年、再び類焼したために境内地が火除地として召しあげられ、替地として翌年、現在地に移転した。
朱の御堂にある毘沙門天は、家康が江戸入国の折、日惺上人が天下泰平の祈りを込めて幾多の災禍も免れた尊像で、新宿七福神のひとつであり、「神楽坂の毘沙門天さん」として知られている。
善国寺は、毘沙門天で有名な厄除け、難除けで名高い寺である。
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