NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/29

畑岡神楽 Hataoka-kagura 

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 宮城県登米市南方町(とめしみなみかたまち)に伝わる畑岡神楽(はたおかかぐら)は江戸時代後期、岩手県の一の関市赤萩笹谷から伝授されたといわれている。町の無形文化財の指定を受けており、現在は畑岡神楽保存会が中心となって伝承されている。
 畑岡神楽は、五穀豊穣を祈願するために神殿に奉納される。演舞は勇壮な動きをみせ、鄙びた中にも典雅さを示している。
 当時、西郷平貝に住む高橋常右エ門が、笹谷から鈴木三郎右エ門を師匠に招き入れ指導を受けた。やがて一座を発足し、天神様に奉納し上演したのが始まりである。師匠の出身地の名をとって、最初は笹谷流と名のっていた。
 平貝ではその後、後継者が現れず一時神楽が中断したが、畑岡に笹谷流を受け継ぐ人々がいることを知り一座を結成し、現在の畑岡神楽となる。

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住所
987-0432 宮城県登米市南方町青笹
名前
畑岡神楽保存会




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