NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/11


小宮神社獅子舞 Komiya-jinja-shishi-mai 

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 東京の多摩地方には三匹獅子舞が多く受け継がれている。小宮神社でも毎年九月下旬に獅子舞が奉納される。
 小宮神社獅子舞(こみやまじんじゃししまい)は八歳から一八歳までの子ども達一五人が、三人一組になって奉納する舞に、大人達が加わるというもの。種類は一六種類あるという。三匹獅子は大頭雄獅子(だいがしらおじし)、雌獅子、小頭雄獅子(しょうがしらおじし)と呼ばれる。
 可愛らしい子ども達による演目から、華やかな「雌獅子隠し」、真剣勝負の「太刀」まで、どれも見応え充分である。
 保存会の他に「笛の会」という祭りの横笛の会も結成されており、熱心な地元の人々によって伝統芸能は守られている。
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2007/10/23


龍笛 Ryuuteki 

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 龍笛(りゅうてき)は、雅楽(ががく)に使う長さ40cm、直径1・3cmの横笛で、管楽器である。
 雅楽は日本、中国、朝鮮、べトナムの伝統的音楽の一つで、宮内庁式部職楽部が演奏する曲目の内、洋楽を除くもの。多くは器楽曲で宮廷音楽として継承されており、大規模な合奏で演奏される音楽としては世界最古の様式とされる。
 竹製で、孔は7つあり、旋律に彩りを添えるような動きがあり、装飾的な奏法も多く見られる。
 雅楽の中では管弦・左方舞楽、歌曲および久米歌・大和歌・大歌に使われる。
 音は高麗笛(こまぶえ)よりも1音低く、神楽笛(かぐらぶえ)より1音高い。音色が龍の鳴き声に似ているといわれ、引き締まった音色が特徴とされる。
 龍笛は、曲によって高麗笛・神楽笛と使い分けられる、日本における伝統の楽器である。
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高麗笛 Komabue 

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 高麗笛(こまぶえ)は、雅楽(ががく)に使う長さ36cm、直径0・9cmの管楽器である。
 雅楽は日本、中国、朝鮮、べトナムの伝統的音楽の一つで、宮内庁式部職楽部が演奏する曲目の内、洋楽を除くもの。多くは器楽曲で宮廷音楽として継承されており、大規模な合奏で演奏される音楽としては世界最古の様式とされる。
 高麗笛は竹の管で作られ、6つの指孔を持つ横笛で、同じ横笛の龍笛よりも短く、音色も繊細とされる。
 朝鮮半島から日本に入ってきた楽器で、主に高麗楽と、国風歌舞の内の東遊で使われており、龍笛より1音高い。
 主旋律を受け持つ篳篥(ひちりき)に比べ、はるかに広い音域を持つ横笛は、旋律に彩りを添えるように動き回るのが特徴とされる。
 高麗笛は、ピッコロに似た日本における伝統の楽器である。
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神楽笛 Kagura-bue 

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 神楽笛(かぐらぶえ)は、雅楽(ががく)などで使う長さ45cm、内径1・8cmの横笛で、管楽器である。
 雅楽は日本、中国、朝鮮、べトナムの伝統的音楽の一つで、宮内庁式部職楽部が演奏する曲目の内、洋楽を除くもの。多くは器楽曲で宮廷音楽として継承されており、大規模な合奏で演奏される音楽としては世界最古の様式とされる。
 神楽笛は神楽歌に使われる笛で、材質は竹製で6孔で作られており、両端に樺巻きがされている。
 主旋律を受け持つ篳篥(ひちりき)に比べ、はるかに広い音域を持つ横笛は、旋律に彩りを添えるように動き回り、装飾的な奏法も多く見られる。
 音は、同じ雅楽の横笛である龍笛よりも1音低くなっている。
 神楽笛は、フルートに似た、日本における伝統の楽器である。
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2007/7/24


鼕行列 Dou-gyouretsu Do-gyoretsu Drum Parade

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 伝統行事「鼕(どう)行列」は、毎年10月第3日曜日に島根県松江市の松江神社で行われる例大祭である。
 鼕とは、桐の筒に牛の皮を張って作った大太鼓のこと。鼕行列の由来は、松平藩五代藩主の奥方として享保九(1724)年に京都伏見宮家から岩姫が嫁いできたときに、城下の人々がこれを祝って大きな鼕を作り、打ち鳴らしたのが始まりとされる。
 祭り当日には、山車に直径約2mもある鼕太鼓を2、3台据えて、これを半被(はっぴ)姿の子ども達数十人が曳き回し、若衆が威勢のいいバチさばきで鼕太鼓を打ち鳴らしながら町内を練り歩く。山車の周りでは横笛や、「チャンガラ」と呼ばれる銅拍子を担う囃子方が十数人加わり、行列を盛り上げる。
 約2千人が練り歩くこの祭りは、「見る」だけでなく「聴く」ことも楽しめる、松江の秋の風物詩である。
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2007/6/13


宮崎 巨田神社 Miyazaki kota-jinja Kota Shrine

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 宮崎県宮崎市佐土原町にある神社。その歴史は831年の鎮座といわれ、応神天皇と住吉四社の神を祀っている。
 古くは巨田八幡と称し。江戸時代、佐土原藩主の島津氏から藩内7社の一つとして敬愛を受け、藩主の参拝なども行われた。境内には、島津惟久が奉納した石灯籠を見ることができる。
 本殿は朱色の柱が目を引く三間社流造り、宮崎県では唯一室町時代の建築様式を残す建物。国の重要文化財に指定されている。
 毎年11月に行われる巨田神楽は、約400年の伝統があるといわれる。この祭りでは、全33番の中から、20番の舞が見られる。神楽面で舞う姿、大太鼓、横笛の音色などが周囲の自然の景色に溶け込むような感覚を楽しむことができる。
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