NIPPON Kichi - 日本吉

記事数3件: 1~3 件表示          

2007/2/20


宝陀寺 仁王像 Houda-ji Niou-zou 

Jp

 宝陀寺は、大分県杵築市大田にある臨済宗の禅寺である。本尊は千手観音像であり、村指定の有形文化財とされる。
 創建は大同3(808)年といわれ、沓掛城主田原直平の再建とされる。
 宝陀寺は、元々は天台宗であり、後に臨済宗に改められた。
 宝陀寺にある仁王像は、身長約33cmの石造仁王像で、2.5mの千手千眼観世御菩薩をしっかり守っている。
 神聖なものながらも、大変可愛らしい二体のミニチュア石造仁王像であり、寺を訪れるものを和ませてくれる。また、その小ささは、石造仁王像として大分県内で最も小さいと言われている。
 宝陀寺仁王像は、阿吽の形も微笑ましい、ミニサイズながらも立派な金剛力士像である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/2/12


大分 清水寺 Ooita Shimizu-dera Oita Shimizudera Temple

Jp En

 宝陀寺に隣接する歴史の古い清水寺は、曹洞宗で、山号は補陀落山(ふだらくさん)。清水観音とも呼ばれる。 本尊の十一面千手観音は秘仏。九州西国三十三観音霊場第3番札所である。
 境内の一角にある岩山から湧出する清水は、大分県の「豊の国名水15選」に選ばれ、遠く平安の昔から水量に変化がなく、どんな大雨や干ばつの時でも、影響を受けた事がないといわれている。年間を通しての湧出量は変化せず、夏・冬とも変わらぬ清水が、今日でも周辺の田畑を潤している。この水は「不老長寿の水」として伝えられており、胃腸や糖尿病に特効があると言われる。見事なシイ林を背に、辺りを見回すと静かな段々畑が広がっているので、それを眺めているだけでも、寿命が延びるようだ。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/25


西大寺観音院 Saidai-ji-kannon-in Saidaiji Temple and Kannon'in Temple

Jp En

 岡山県の東部を流れる吉井川に架かる永安橋の北に、西大寺観音院がある。千手観音をご本尊とする高野山真言宗別格本山として栄えてきた。
 起こりは今から約1200余年前。宝亀年間(770〜781年)、安隆上人が犀戴寺(さいたいじ)として建立し、承久三(1221)年に西大寺と改められたという。
 社伝の正安元年の焼失時の記載によると、本堂・常行堂・三重堂・鐘楼・経蔵・左右の回廊などが存在していたことが記されており、14世紀初頭にはすでに一定の伽藍を備えた大寺院であることがうかがえる。
 西大寺ではほかに、例年2月の第3土曜日の深夜に行われる「はだか祭り」が有名。吉井川で水垢離(みずごり)をとった裸の男たちが、神木(しんぎ)と称する棒を取り合う行事で、「日本三大奇祭」のひとつに数えられている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数3件: 1~3 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter