東尋坊 Toujinbou Tojinbo
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日本海を前に、屹立する岩の絶壁が折り重なるように続く絶景。それはまるで、山の神と海の神が力を競い合い、ぶつかりあったかのようだ。
およそ1000万年以上前、火の山が噴火し、流れ出したマグマは、固まりながら五〜六角形の柱状の割れ目を形成した。そして、日本海の荒波がその岩肌を削りとり、高さ25mにも達する絶壁を生み出した。
約1kmにわたり続く東尋坊の奇景は、地質学的に極めて貴重で、国の名勝・天然記念物に指定されている。
その名の由来は、奥越、平泉寺の僧、東尋坊。若い時から悪行の限りを尽くしたこの僧は、ささいなことから争いとなり、この絶壁から落とされて絶命したという。風荒く、猛々しい波が打ちつける時、東尋坊の魂が吠えているのかもしれない。
およそ1000万年以上前、火の山が噴火し、流れ出したマグマは、固まりながら五〜六角形の柱状の割れ目を形成した。そして、日本海の荒波がその岩肌を削りとり、高さ25mにも達する絶壁を生み出した。
約1kmにわたり続く東尋坊の奇景は、地質学的に極めて貴重で、国の名勝・天然記念物に指定されている。
その名の由来は、奥越、平泉寺の僧、東尋坊。若い時から悪行の限りを尽くしたこの僧は、ささいなことから争いとなり、この絶壁から落とされて絶命したという。風荒く、猛々しい波が打ちつける時、東尋坊の魂が吠えているのかもしれない。
- 住所
- 913-0063 福井県坂井郡東尋坊
- 場所名
- 東尋坊