NIPPON Kichi - 日本吉

2007/7/30

暗門の滝 Anmon-no-taki 

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 暗門の滝(あんもんのたき)とは、青森県南西部より秋田県北西部の一三万ヘクタールにまたがる山、世界遺産である白神山地の東側に流れる暗門川に位置する3つの滝のことである。
 訪れた人々は、入り口から第三の滝、第二の滝、第一の滝と順に訪れることができる。
 通常、こういった滝は、川下から一、二、三と数えるが、これらの滝は、川上から一、二、三と数える特徴がある。これは江戸後期の紀行家、随筆家であった菅江真澄(すがえますみ)が、山頂から滝を数えたためと言われている。
 当時、津軽藩では、薬を作るために滝の上でケシの栽培をしていた。そのため、一般の人々が観光目的で訪れないよう、元々「安門の滝」とされていた文字を、印象を貶める意味で「暗門の滝」とわざわざ名前を変えたと伝えられている。
 滝の高さは第一の滝落差四二メートル、第二の滝三七メートル、第三の滝二六メートルと、 全ての滝の規模は大きく、心地よい水しぶきをあげており、涼しさを感じることができる。

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住所
036-1411 青森県弘前市側西目屋村
名前
暗門の滝




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