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禅宗曹洞派の名刹として知られる眼目山立山寺は、富山県中新川郡に位置する。建徳元(1370)年に大徹宗令禅師により創立された。
古来立山は山麓の人々に、山そのものが神として、あるいは神の住む山として崇拝されていた。立山に関わる山岳信仰全般を総称して「立山信仰」と呼び、立山の神を「立山権現」と総称する。
眼目山立山寺は、立山権現がきこりの姿となって大徹宗令禅師を導き、寺院の建立を勧めたと伝えられる。禅師の姿は木像として祀られ、県の文化財に指定されているとか。回廊状に作られた寺から少し離れた林の中にはふたりが対座したという座禅石が残り、こちらも見ものだ。
立山寺は何と言っても山門前の参道に立ち並ぶ「とが(栂)並木」(県指定天然記念物)が見事である。参道を散策すれば、静かな霊気の発散を感じ取ることができる。
古来立山は山麓の人々に、山そのものが神として、あるいは神の住む山として崇拝されていた。立山に関わる山岳信仰全般を総称して「立山信仰」と呼び、立山の神を「立山権現」と総称する。
眼目山立山寺は、立山権現がきこりの姿となって大徹宗令禅師を導き、寺院の建立を勧めたと伝えられる。禅師の姿は木像として祀られ、県の文化財に指定されているとか。回廊状に作られた寺から少し離れた林の中にはふたりが対座したという座禅石が残り、こちらも見ものだ。
立山寺は何と言っても山門前の参道に立ち並ぶ「とが(栂)並木」(県指定天然記念物)が見事である。参道を散策すれば、静かな霊気の発散を感じ取ることができる。
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