NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/11


宮戸島 Miyato-jima 

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 宮戸島(みやとじま)は、日本三景の一つ宮城県の松島にあり、大小二百数十の島が浮かぶ松島湾にあって最大の島である。
 松島湾の北東部に位置し、仙台側から見て松島の更に先にあることから、宮戸島を含む一帯は奥松島とも称されている。
 冬でも比較的暖かく、早春には椿が咲き乱れ、野生の棕梠(しゅろ)が繁茂する様は、「東北の伊豆」の別名も持つ。
 波静かな内海と荒々しい海岸の両方を持ち、海水浴やウィンドサーフィン、釣り、潮干狩りなど、四季を通じて様々なレクリエーションを楽しむことができる。
 島のほぼ中央には松島四大観の一つ、大高森があり、展望台からの松島湾や石巻湾、牡鹿半島などの360度の大パノラマを堪能できる。また、九州の耶馬渓(やばけい)、岩手の猊鼻渓(げいびけい)とともに日本三大渓の一つである嵯峨渓での雄大な景勝も楽しめる。
 縄文時代の貝塚も発見されているこの島は、数千年も前から、人々と共に時を歩んでいる。
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2007/5/14


嵯峨渓 Saga-kei 

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 「嵯峨渓(さがけい)」は、岩手県の「猊鼻渓(げいびけい)」、大分県の「耶馬渓(やばけい)」と並ぶ日本三大渓の一つ。松島湾内最大の島である奥松島・宮戸島の、東南端に突き出た半島である。
 嵯峨徑は室浜から萱野崎までの約2km、太平洋の荒波や、風雨にさらされ浸食され出来た海蝕崖。松島湾が見せる女性的な景観とは対照的な、男性的でダイナミックな景観は驚きと感動の連続で、自然の雄大さと美しさを見せてくれる。
 陸からは断崖絶壁なので、この雄大な自然を堪能するには、遊覧船を利用するのがおすすめ。壮大な太平洋の青い海に嵯峨渓、遠くには牡鹿半島を望む事も出来る。
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2007/5/2


神懸焼 Kankake-yaki 

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 香川県の小豆島で作られる陶器、神懸焼(かんかけやき)。
 その歴史は江戸時代末期といわれている。寒霞渓(かんかけい)という日本三大渓谷と呼ばれる観光地のお土産用として開窯された。
 寒霞渓の赤土を使ってロクロで作られる。「ひもづくり」という粘土をひも状にして巻いていき形を作る技法が特徴である。
 また発光の違う釉薬を二重に塗ることで、焼成中に化学変化が起こり、変化に富んだ表情の艶を奏でる。
 最近では「陶芸教室」が開かれており、初心者の人でも「ロクロ回し」などの体験ができる。形を整えれば、約1ヶ月後には職人の手で焼きいれして送られてくる。
 製品としては、ぐい飲みや茶器、楽茶碗、瓶掛、水差し、皿など高級品から日曜雑器まで、その用途は多種多様である。
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2007/4/18


猊鼻渓 Geibi-kei Geibikei Gorge

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 猊鼻渓(げいびけい)は、岩手県一関市東山町にある景勝地であり、日本百景のひとつにも数えられる国指定の名勝である。
 明治43(1910)年、郷祭を行なった際、協議の上「猊鼻渓」と命名された。
 砂鉄川が石灰岩を浸食してできた約2キロの渓谷で、100メートルの断崖が両側にそびえ立ち、そそり立つ岩の間を澄んだ水がゆったりと流れる風情は、訪れる者の旅情をかきたたせずにはいられない。
 男性的な景色とは反対にゆったりと流れる砂鉄川を舟下りすれば、渓谷に響きわたる船頭の「げいび追分」の歌声を楽しめる。
 春は藤の花、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色を見ながら屋形船で「木流し鍋」と、四季の風情が堪能できる場所である。
 猊鼻渓は、厳しくも美しい景色を楽しめる、幽玄境である。
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