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摩尼(まに)寺は、鳥取砂丘から南東の方角にある摩尼山の中腹にある天台宗の古刹。約1200年もの歴史を持ち、因幡第一の霊場として遠近に名高く、彼岸の頃には多くの参詣客で賑わう。
平安時代の承和年間(834〜848)に慈覚大師円仁が開基したとされる。当時、比叡山や高野山のように多くの霊場が女人禁制だったのに対し、摩尼寺の参詣に女人の登山を許したことから、女人の篤い信仰を集めた。
摩尼山のふもとから長く急な石段を登って境内へ、そして仁王門、本堂、如来堂、奥の院へと続く様は歴史を感じさせる堂々たる趣だ。
仁王門は18世紀後半に建てられたもので、県内でも数少ない三間一戸形式の楼門。本堂手前の観音像からしたたる「摩尼の水」は健康長寿にご利益があると伝えられている。
旧暦8月15日の「へちま加持」には、喘息平癒に全国から信者たちが集まる。
平安時代の承和年間(834〜848)に慈覚大師円仁が開基したとされる。当時、比叡山や高野山のように多くの霊場が女人禁制だったのに対し、摩尼寺の参詣に女人の登山を許したことから、女人の篤い信仰を集めた。
摩尼山のふもとから長く急な石段を登って境内へ、そして仁王門、本堂、如来堂、奥の院へと続く様は歴史を感じさせる堂々たる趣だ。
仁王門は18世紀後半に建てられたもので、県内でも数少ない三間一戸形式の楼門。本堂手前の観音像からしたたる「摩尼の水」は健康長寿にご利益があると伝えられている。
旧暦8月15日の「へちま加持」には、喘息平癒に全国から信者たちが集まる。
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