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愛媛県西部を流れる肱川(ひじかわ)の支流川辺川。その上流域にある、四方を山に囲まれ面積の八割以上が山林という自然豊かな川辺町には、明治から平成にわたって架けられた八つの屋根付き橋が点在する。
川辺川上流、秋知川に架かる「御幸の橋(みゆきのはし)」はその中でも最も古く、天神社の参道として安永ニ(1773)年に創設された。坂本龍馬が脱藩の際に渡ったという伝説も残る。
現在の橋は明治一九年の大洪水により流失したが、祭礼に合わせるため氏子達の手によって再建されたもの。欅(けやき)材が使われ、屋根は杉皮葺で、釘は一切使用されていない。橋の長さは八・三mあり、幅員は二・七mとやや狭い。
歴史ある橋文化を守るため、また村おこしの一環として「浪漫八橋(ろまんはちきょう)」と名付けられ、また県の指定有形民俗文化財としても大切にされている。
川辺川上流、秋知川に架かる「御幸の橋(みゆきのはし)」はその中でも最も古く、天神社の参道として安永ニ(1773)年に創設された。坂本龍馬が脱藩の際に渡ったという伝説も残る。
現在の橋は明治一九年の大洪水により流失したが、祭礼に合わせるため氏子達の手によって再建されたもの。欅(けやき)材が使われ、屋根は杉皮葺で、釘は一切使用されていない。橋の長さは八・三mあり、幅員は二・七mとやや狭い。
歴史ある橋文化を守るため、また村おこしの一環として「浪漫八橋(ろまんはちきょう)」と名付けられ、また県の指定有形民俗文化財としても大切にされている。
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