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六原張り子(ろくはらはりこ)は、岩手県金ヶ崎町で、主に和紙を用いて作られている伝統的な張り子である。
その興りは昭和三十(1955)年ごろと比較的新しく、木彫りのお面が不足したための代用として、張子でお面を製作したことから始まったとされる。
その後、金ヶ崎で昭和四八(1973)年から本格的に作られるようになって次第に全国にもその名を広め、現在に至っている。
製作には県内産の和紙を用い、通常の張り子とは違って裏から何枚も重ね貼っていく独自の「裏張り」技法を駆使して、郷土芸能に用いられる鬼剣舞面や神楽面、またその年々の“干支”の人形などを作っている。
裏張り技法を用いる事でより細かな造形を行うことができ、軽くて丈夫、ユニークな造形をもった和紙面や和紙人形を数多く生み出している。
上向き加減になっている目が特徴で、色合いも素朴なものが多く、手作りならではの温かみを持った味わい深い張り子だ。
その興りは昭和三十(1955)年ごろと比較的新しく、木彫りのお面が不足したための代用として、張子でお面を製作したことから始まったとされる。
その後、金ヶ崎で昭和四八(1973)年から本格的に作られるようになって次第に全国にもその名を広め、現在に至っている。
製作には県内産の和紙を用い、通常の張り子とは違って裏から何枚も重ね貼っていく独自の「裏張り」技法を駆使して、郷土芸能に用いられる鬼剣舞面や神楽面、またその年々の“干支”の人形などを作っている。
裏張り技法を用いる事でより細かな造形を行うことができ、軽くて丈夫、ユニークな造形をもった和紙面や和紙人形を数多く生み出している。
上向き加減になっている目が特徴で、色合いも素朴なものが多く、手作りならではの温かみを持った味わい深い張り子だ。
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