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御城番屋敷とは、三重県の松阪市殿町の、かつて紀州藩藩士が住んでいた組屋敷の事である。
文久三(1863)年に建築された屋敷は、松阪御城番40石取りの紀州藩士20人と、その家族が住んでいた。主屋2棟・前庭・畑・南竜神社・土蔵よりなり、周囲には槇垣(まきがき)が巡る。
主屋2棟は重要文化財、土蔵は県指定文化財(建造物)である。
屋敷は今も子孫が維持管理し、実際に住んでいる。全国的に現存例の少ない武士の組屋敷であり、小路を挟んで2棟からなる構成も他に例を見ない。
なお、松阪市は1戸分を借用して復元整備した上、1990年より一般公開している。
ここは槙垣と石畳をはさんで静かに息づく歴史空間であり、時代劇に出てくるような長屋は、江戸の風情を今に伝える貴重な財産であると言える。
文久三(1863)年に建築された屋敷は、松阪御城番40石取りの紀州藩士20人と、その家族が住んでいた。主屋2棟・前庭・畑・南竜神社・土蔵よりなり、周囲には槇垣(まきがき)が巡る。
主屋2棟は重要文化財、土蔵は県指定文化財(建造物)である。
屋敷は今も子孫が維持管理し、実際に住んでいる。全国的に現存例の少ない武士の組屋敷であり、小路を挟んで2棟からなる構成も他に例を見ない。
なお、松阪市は1戸分を借用して復元整備した上、1990年より一般公開している。
ここは槙垣と石畳をはさんで静かに息づく歴史空間であり、時代劇に出てくるような長屋は、江戸の風情を今に伝える貴重な財産であると言える。
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