NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/15


鞘橋 Sayabashi The Sayabashi Bridge

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 鞘橋(さやばし)は、香川県仲多度郡琴平町を流れる金倉川(かなくらがわ)に架かる、屋根つきのアーチ型木造橋である。現在では、毎年一〇月の金刀比羅宮の御大祭の時のみ使用が許される。
 橋は元禄時代に作られとされている。当初は別の場所にかけられていたが、幾たびも洪水で流失、その都度再建が成されてきた。明治時代に入り現在の場所に移され、祭りのためだけに利用されるようになった。
 橋の長さは約二四メートル、高さ四・二メートル、屋根は銅葺唐破風(どうふきからはふう)で橋脚がなく、刀の鞘のように反りがあることから鞘橋と名づけられた。全国でも珍しく橋脚がないことから、別名・浮橋とも呼ばれている。
 平成一〇年に登録支化財に指定されていた。
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2007/2/21


おのころ神社 Onokoro-jima-jinjya Onokoro-jima Shrine

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 国生み神話の舞台として知られるあわじ市榎列下幡多の「おのころ島神社」。兵庫県最南端の市、淡路島に所在する。
 おのころ島神社は、「古事記」や「日本書紀」の国生み神話に登場するイザナギ、イザナミの二神を祀っている。伝説によると、神代の昔、国土創世の際に、この二神が天の浮橋に立ち、矛(ほこ)を持って海原をかきまわすと、矛の先から滴り落ちる潮が凝り固まって島となり、淡路島をはじめとして次々と大八州(おおやしま)を拓いたとされる。
 境内には、平安神宮や安芸の宮島と並んで「日本三大大鳥居」のひとつに数えられる高さ21・7mの美しい朱塗りの鳥居がある。また、境内には松尾芭蕉の弟子・服部風雪の名句「梅一輪一輪ほどのあたたかさ」の句碑が建っている。
 おのころ島神社は、縁結びにご利益があるとして、昨今若い人を中心に人気を集めているという。
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