石屋根倉庫 Ishiyane-souko
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長崎県椎根(しいね)地区にある石屋根倉庫は、対馬でしか見られない珍しい建物。
最大の特徴は、板状の頁岩(けつがん)と呼ばれる、シルトや粘土の堆積岩で屋根を葺いていること。これは、海風の強いこの地方ならではの知恵で、風に吹き飛ばされないように工夫したものとされる。
高床式で、柱は丈夫なシイ材。壁や床、天井には松材が使用されている。石屋根倉庫は、秋に収穫した穀類や食糧を貯蔵する倉庫としてだけではなく、家の調度品を収納する蔵としての役割も果たしてきた。平成の今も、収納庫として使用されているという。
昔はなくてはならない生活の一部だったが、近年は減少の一途をたどっている。昭和五三年には245戸あったものの、現在は63戸にまで激減。そのため、貴重な建造物として県の有形文化財に指定、その保存に力を入れているという。
最大の特徴は、板状の頁岩(けつがん)と呼ばれる、シルトや粘土の堆積岩で屋根を葺いていること。これは、海風の強いこの地方ならではの知恵で、風に吹き飛ばされないように工夫したものとされる。
高床式で、柱は丈夫なシイ材。壁や床、天井には松材が使用されている。石屋根倉庫は、秋に収穫した穀類や食糧を貯蔵する倉庫としてだけではなく、家の調度品を収納する蔵としての役割も果たしてきた。平成の今も、収納庫として使用されているという。
昔はなくてはならない生活の一部だったが、近年は減少の一途をたどっている。昭和五三年には245戸あったものの、現在は63戸にまで激減。そのため、貴重な建造物として県の有形文化財に指定、その保存に力を入れているという。
- 住所
- 817-0247 長崎県対馬市厳原町椎根
- 名前
- 石屋根倉庫