NIPPON Kichi - 日本吉

2008/6/5

乗鞍岳 Norikura 

Jp


 飛騨山脈の南に位置し、岐阜県と長野県に跨る、標高三〇二六mの剣ヶ峰(けんがみね)を主峰とする二三の山々を総称して乗鞍岳(のりくらだけ)と呼ぶ。乗鞍岳の名は、馬の鞍に似ている姿から由来しているという。
 乗鞍岳は約一〇〇万年前の噴火によって形成されたと伝えられており、七つの火山湖をもつ。特に火口付近の権現池は高い位置にある池として有名である。池の周りは遊歩道も数多くあり、天上の世界のような自然が人々を魅了する。
 特別天然記念物であるライチョウをはじめ、貴重な高山植物の宝庫でもあるため、国立公園の特別保護地域に指定されており、また日本百名山のひとつにもなっている。
 標高は高いが、二七〇〇m辺りまで登山道が整備されているため比較的登りやすい。初夏には色とりどりの高山植物、秋は目が染まるほどの紅葉、冬はスキー、と一年を通して壮大な自然を満喫できる山である。

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住所
岐阜県高山市
名前
乗鞍岳




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