鞍迫観音堂 Kurahasama-kannon-dou
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鞍迫(くらはさま)観音堂は約千百年以上も歴史のある由緒ある古刹。岩手県遠野市宮守町上鱒に所在する。
仁寿二(852)年、慈覚大師が仏教の布教に全国を巡っていた際、この地で1本のカツラの木を見つけ、その木から7体の観音菩薩を刻み、7ヶ所にお堂を作り安置したのがはじまりとされる。
十一面観音の本尊は遠野郷では最も大きく、古い仏像。万治二(1659)年に火災に遭い、形は残ったものの表面は焼け焦げた。このことが信仰を深めさせたとも言われる。
鞍迫観音堂は野火により焼失した後、寛文十(1670)年に再建。以降330年も経ている文化財として、仏堂建築史の上でも非常に価値のある建造物だ。県の有形文化財にも指定されている。
仁寿二(852)年、慈覚大師が仏教の布教に全国を巡っていた際、この地で1本のカツラの木を見つけ、その木から7体の観音菩薩を刻み、7ヶ所にお堂を作り安置したのがはじまりとされる。
十一面観音の本尊は遠野郷では最も大きく、古い仏像。万治二(1659)年に火災に遭い、形は残ったものの表面は焼け焦げた。このことが信仰を深めさせたとも言われる。
鞍迫観音堂は野火により焼失した後、寛文十(1670)年に再建。以降330年も経ている文化財として、仏堂建築史の上でも非常に価値のある建造物だ。県の有形文化財にも指定されている。
- 住所
- 028-0302 岩手県遠野市宮守町上鱒沢
- 名前
- 鞍迫観音堂