青の洞門 Ao-no-doumon Ao-no-domon (Blue Tunnel)
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青の洞門は、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で有名な、大分県中津市本耶馬溪町曽木にあるトンネルである。
山国川のほとりの競秀峰のすそに掘られた。今は車が通れるトンネルになっているが、昔の素掘りのトンネルも一部残っている。
250年ほど前、諸国遍歴の旅の途中この地を訪れた禅海和尚は、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、村人の為に安全な道をつくる事を決意した。こうしてノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは、342m。30年もの永い歳月をかけて完成した。
後に通行料を徴収したので日本最古の有料道路と言われている。
現在の青の洞門は、当時からはかなり変化しているものの、一部に明かり取り窓やノミの跡が残っており、禅海和尚の不屈の精神が偲ばれる。
山国川のほとりの競秀峰のすそに掘られた。今は車が通れるトンネルになっているが、昔の素掘りのトンネルも一部残っている。
250年ほど前、諸国遍歴の旅の途中この地を訪れた禅海和尚は、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、村人の為に安全な道をつくる事を決意した。こうしてノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは、342m。30年もの永い歳月をかけて完成した。
後に通行料を徴収したので日本最古の有料道路と言われている。
現在の青の洞門は、当時からはかなり変化しているものの、一部に明かり取り窓やノミの跡が残っており、禅海和尚の不屈の精神が偲ばれる。
- 住所
- 〒871-0202 大分県中津市本耶麻渓町曽木
- 名前
- 中津市役所
- 電話
- 0979−22−1111