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大分県の臼杵市中津浦の海岸では、毎年8月、古流泳法「山内流」の水泳大会が行われる。百八十余年もつづく恒例行事だ。
「山内流」の泳法は、江戸時代の文政五(1822)年、伊予(愛媛県)松山藩士山内久馬勝重が、臼杵藩士稲川冬吉に伝授したことに端を発するという。
この泳法は、物を持って泳ぐのが最大の特徴。体を斜めにし、立ち泳ぎで泳ぐ。昔は、刀や鉄砲、弓、旗、槍などを持ちながら藩士たちが立って泳いだという。現在は、大きな旗を水面すれすれで振り回しながら泳ぐ「大旗振り」が、この水泳大会の目玉だ。
「山内流」は、日本水泳連盟公認12流派のひとつとなり、伝統芸能として受け継がれている。現在は大分県の無形文化財にも指定されている。
「山内流」の泳法は、江戸時代の文政五(1822)年、伊予(愛媛県)松山藩士山内久馬勝重が、臼杵藩士稲川冬吉に伝授したことに端を発するという。
この泳法は、物を持って泳ぐのが最大の特徴。体を斜めにし、立ち泳ぎで泳ぐ。昔は、刀や鉄砲、弓、旗、槍などを持ちながら藩士たちが立って泳いだという。現在は、大きな旗を水面すれすれで振り回しながら泳ぐ「大旗振り」が、この水泳大会の目玉だ。
「山内流」は、日本水泳連盟公認12流派のひとつとなり、伝統芸能として受け継がれている。現在は大分県の無形文化財にも指定されている。
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