NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/8/17


内田敏郎 Tosirou Utida Toshiro Uchida

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 1925年、東京都台東区生まれ。東京銀器の伝統工芸士。
 古くから独特の光沢と趣で珍重されてきた銀製品。現在、それらの九割が東京でつくられている。
 東京銀器は、絵柄の部分を切り抜き、銅や赤銅などの別の金属をはめ込む切嵌(きりばめ)の他、鍛金、彫金など、江戸時代に培われた技術・技法で、渋い艶と輝きの品々を生み出している。
 1946年より父・宇三郎氏のもとで鍛金技法を、さらに小川友衛氏のところで切嵌技法を修行。現在、鍛金の切嵌作家として活躍。切嵌を得意とする現代の銀師(しろがねし)である。
 1984年、通商産業大臣指定伝統的工芸品「東京銀器」伝統工芸士認定(鍛金部門)。
 1988年、東京都伝統工芸士に認定(東京銀器)。同年、東京都優秀技能者として表彰される。
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2007/2/20


羽門の滝 Udo-no-taki 

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 羽門の滝(うどのたき)は、大分県杵築市山香町を流れる滝である。落差は12mほど。
 松尾川の上流で荒々しい岩肌から流れ落ちる、優美で神秘的な滝である。滝壷は100平方mあり、水流は豊富である。
 滝壺のほとりに立つと、吹き抜ける天然の水冷クーラーの涼風が爽やかであり、いつまでもここに佇ずんでいたい気持にさせる。
 この滝には、その昔白い龍が住みついていたといわれる白竜伝説がある。己を罪深い存在と感じ、自ら滝にうたれに来た武士と、人間の姿をした白竜母娘の悲恋物語であるという。
 この美しい滝を眺め、森林浴をするだけでも素晴らしいが、少し下流にいけば二つの河川プールがあり、大小2本のウオータースライダーも装備されている。
 羽門の滝は、深い緑の中で白い水流が雅に落ちる名瀑である。
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2007/2/6


清滝 Kiyotaki 

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 春は新緑、夏は涼、秋は紅葉、そして冬は幽玄の世界を楽しむ。四季折々を楽しめる清滝公園は水量の多さを競う場所ではないが、岩から湧き出てきた岩清水が、細雪の様に優雅に、カーテンの様にゆっくりと滝壷に降り注ぐ、繊細で美しい光景を見る事が出来る。
 細れ石(さざれいし)が大きな岩屏風となって、その上から岩清水が無数の水滴となって降り注ぐ様を見ながら、静かな滝の音色と、その他の自然の音色との調和を楽しむのは、轟音の滝では味わえない落ち着きがある。
 場所は、日本一とも言われる炭酸泉「長湯温泉」のある直入町で。水汲みを兼ねて訪れるのもいいし、秋には清滝と紅葉をダブルで楽しめる絶好ポイント。
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2007/1/28


東椎屋の滝 Higashishiiya-no-taki The Higashi-Shiiya Waterfall

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 「宇佐の三滝」「九州華厳」とも言われている名瀑であり、日本の滝100選に選ばれ、昔から観音信仰の霊場となっていた場所でもある。
 高さ85mのU字型をした断崖の真ん中から、滝壷めがけて垂直に落下する激しい水流は圧巻。落差による水しぶきが緑豊かな辺り一面に降り注ぎ、マイナスイオンが十分に供給されている。
 滝壷から流れ出る清流の渓谷、渓流の見事さも特色で、名勝「耶馬溪の内」として国に指定されている。
 滝の周囲は、絶壁の奇岩群に囲まれていて、新耶馬熔岩の岩肌が荒々しく聳え立っている様は、まさに豪快。清水に新緑の映える春、紅葉の秋、四季折々の素晴らしい景観を誇る。
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2006/12/23


三段滝 Sandandaki Three-step waterfall, Sandandaki Fall

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 北海道芦別市にある芦別岳を源とする芦別川にかかり、砂岩の岩盤が不規則な階段状に削られ、3段の滝つぼを有する滝。三段滝公園とも呼ばれている。
 芦別の名勝のひとつで、壮大な深林の中にあり、水量の多いときなどは、豪快な水しぶきを上げながら、勢いよく流れる姿が見れる。
 昭和の初期の頃には鮭の大群が力強く飛び跳ねながら、この三段滝を飛び越え上流に上る姿があったと言う。
 秋には回りの木々が赤く紅葉に変わり、絶景の大自然のキャンバスができあがる。
 春には雪解け水が流れ込み、滝いっぱいに水が流れ、その迫力には圧倒される。
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2006/12/15


観音の滝 Kannon-no-taki Kannon Waterfall

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 観音の滝は、佐賀県東松浦郡に位置し、滝川にある4つの滝(白絹の滝、狭霧の滝、白竜の滝、観音の滝)のひとつ。それぞれが独特の魅力を見せながら、見る人を十二分に楽しませてくれる。
 観音の滝は、これら4つの滝の中で最奥部に位置しており、水量や落差の点からも渓谷を代表する中心的な滝と言える。滝壺の間近まで遊歩道が伸びているので、見上げると豪快な水の落下に手が届きそうに思えるほどだ。また水流が流れ落ちる轟音は迫力たっぷり。豊かな緑に囲まれ、美しい豊潤な水が涸れることなく流れ続ける様には心が洗われる。
 観音の滝は、日本の滝百選にも選ばれている。
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2006/12/11


越前焼 Echizen-yaki Echizen ware

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 自然な風合いと健康な素朴さで知られる越前焼。福井県越前市の名産品である。
 その素朴な風合いは、釉薬を用いずに高温で焼成されるときに薪の灰が器に流れ出し、溶け込む自然釉により生まれる。
 歴史は非常に古く、今から約850年前の平安時代末期に越前町小曽原(旧宮崎村)の丘陵に最初の窯が築かれたのが始まりだという。長く無名であったが、第二次世界大戦後、小山富士夫などにより日本六古窯のひとつとして「越前焼」と名づけられて全国的に有名になった。以来、派手さはないが生活に根ざした雑器にこだわりながら、古くからの焼き締めの伝統を守っている。
 長い歴史の中、陶工たちの努力が実り、1985年、国より伝統的工芸品の指定を受けた。
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2006/11/29


益子焼 Mashiko-yaki Mashiko Ware

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 栃木県の益子町を発祥の地とする益子焼。民芸陶器である益子焼の特徴は、土物ならではのやわらかな味わい。手に取ると、土のぬくもりを感じることができる。
 益子焼の始まりは江戸末期。笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたのに端を発する。以来、優れた陶土を産することと東京に近い利便性から、鉢、水がめなど日用の道具の産地として発展をとげる。
 昭和に入り、陶芸家の浜田庄司が人間国宝に指定されたのをきっかけに、全国的にその名が知られることとなった。また浜田が地元の工人たちに多大な影響を与えたことで益子焼は「芸術品」としての側面も持つようになる。
 現在、窯元は約380、陶器店は50。茶器や皿などの実用器としての機能美とぬくもりに魅せられた個性的な作家たちが益子に集い、腕を競っている。
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