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奈良県北葛城郡広陵町にある百済寺(くだらじ)の創建の時期、経緯等は明らかでない。寺は三重塔と小さな本堂を残すのみである。
塔は鎌倉時代中期に建立され、高さ22.9メートル、本瓦葺である。長い相輪を持つ。三手先(みてさき)、二層の繁垂木(しげたるき)を用い、がっしりと軒を支えている。軒先の四方には牙を出したかわいらしい鬼瓦(おにがわら)が据えてある。
塔の内部は四天柱と来迎壁(らいごうへき)があり、須弥壇(しゅみだん)という大型の壇に、金剛界大日如来像を安置する。明治三九(1906)年に県の重要文化財に指定されている。
塔は鎌倉時代中期に建立され、高さ22.9メートル、本瓦葺である。長い相輪を持つ。三手先(みてさき)、二層の繁垂木(しげたるき)を用い、がっしりと軒を支えている。軒先の四方には牙を出したかわいらしい鬼瓦(おにがわら)が据えてある。
塔の内部は四天柱と来迎壁(らいごうへき)があり、須弥壇(しゅみだん)という大型の壇に、金剛界大日如来像を安置する。明治三九(1906)年に県の重要文化財に指定されている。
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