NIPPON Kichi - 日本吉

2008/11/18

キンニャモニャ祭 kinnyamonya-matsuri 

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 キンニャモニャ祭(きんにゃもにゃまつり)は、島根県隠岐郡にある隠岐諸島のひとつ・中の島に位置する海士町(あまちょう)菱浦にて、毎年八月の第四土曜日に開催されている祭りである。
 明治一〇(1877)年、西南戦争に従軍した菱浦生まれの杉山松太郎が、熊本の民謡「キンニョムニョ」をうろ覚えに覚えて故郷へ持ち帰ったのが最初と伝わる。
 杉山は山高帽を被りステッキを銃に模し腰に据え、自作の「キンニャモニャ」を唄いながら面白い格好で踊り満座を沸かしたという。
 杉山亡き後は踊る姿も変わり、羽織を着てキセルをふかしながらこうもり傘を持って踊られた。
 平成七(1997)年、この民謡「キンニャモニャ」にフリがついてキンニャモニャ祭が行われるようになった。以来、思い思いに趣向を凝らしたカラフルな衣装で、しゃもじ両手に1000人もが踊り歩く踊りパレードが行われ、夜には花火大会も開催されている。

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住所
684-0400 島根県隠岐郡海士町菱浦
名前
キンニャモニャ祭




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