NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/22


弓削神社 Yuge-jinja 

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 境内全体が町の景勝地と言われるほど四季折々の美しい景色を楽しむことができる弓削(ゆげ)神社。
 社殿の周りの弓削池に、杉皮葺きで栗の木造りの「太鼓橋」が架設されている。幅一.七m、長さ二三mの太鼓橋が弓削神社への参道になっている。緩やかなカーブを描く姿が水面に映って、非常に美しい橋である。
 弓削神社は応永三(1396)年創建といわれ、享保一四(1729)年に弘法大師が作ったという石仏座像が祀られているとされる。
 境内には苔むした大木が何本もあり、特に目を引くのが樹齢二〇〇年を越す、周囲七.五mの椎の木の巨木だ。長い歴史の厳かな空気が漂う鎮守の森である。
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2007/9/7


田束山 Tatsugane-san 

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 宮城県本吉郡南三陸町に位置する田束山(たつがねさん)は、かっては霊峰田束山として奥州平泉で栄華を極めた藤原一族が崇拝していた山である。
 そのため、山頂からは平安時代末期の藤原氏ゆかりの経塚群などが多く出土し、平泉文化を研究するうえでも貴重な場所である。
 山腹には三十三観音や不動明王が並ぶ石像公園や、しあわせの森、ふれあいの森公園などが設けられ、市民の憩いの場ともなっている。
 特に、五月のつつじ、六月のアヤメと初夏の田束山には見所が多く、たくさんの人々で賑わいをみせている。また、山頂から見るリアス式海岸も美しい。
 五月には僧侶と山伏による盛大な護摩祈祷も行われる。
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朝日山計仙麻神社 Asahiyama-kesema-jinja 

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 朝日山計仙麻(あさひやまけせま)神社は、宮城県石巻市北村字朝日山、標高174メートルの県立自然公園旭山の頂上に鎮座する神社。
 旭山の途中までは車でいくことができ、駐車場の「霊峰旭山」と書かれた赤い鳥居から整備された山道進んでいくと山頂の神社にたどり着く。途中には、岩肌に建てられた、京都の清水観音堂の様式をもつ観音堂や桃太郎神社、旭山不動尊などもある。
 山頂は美しい緑の森に囲まれており、石の鳥居の向こうに、拝殿と神殿がひかえている。
 御神祭は倉稲魂命(うがのみやのみこと)と豊玉彦命(とよたまひこのみこと)である。
 旭山一帯は有名な桜の名所でもあり、花見の季節には多くの人々が訪れにぎやかになる。
 秋の紅葉も見ごたえがあり、市民の憩いの場所にもなっている。
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2007/8/6


神越渓谷 Kamikoshi-keikoku Kamikoshi Gorge

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 神越渓谷(かみこしけいこく)は、愛知県豊田市御内町にある全長7kmの景勝地である。
 観光客で賑わう香嵐渓(こうらんけい)の上流にあり、訪れる人も少なく、森を渡る風や水音だけが聞こえる秘境となっている。
 渓谷は、自然の川を利用した管理釣り場ともなっていて、神越渓谷ます釣り場は、所々に大岩や、落ち込みがあり、強い瀬、ゆるやかな淵などさまざまで、渓流釣りの醍醐味が味わえる数少ない管理釣り場と言われている。
 また、5月中旬~6月上旬には川サツキが花開き、巨岩の上に稀にセツコクが着生することがあり、その美しさは目を引く。
 巨岩奇石が積み重なって連なる中を、清流が水しぶきをあげながらほとばしっており、ところどころに紺碧をたたえる淵も存在する。
 神越渓谷は、真夏でも長く水につかることのできないほどの冷たい水が流れる名勝である。
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2007/7/26


志津川 保呂羽神社 Shizugawa Horowa-jinja 

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 志津川(しずがわ)の保呂羽神社(ほろわじんじゃ)は、宮城県本吉郡南三陸町志津川上保呂毛にある神社である。
 標高372mの保呂羽山の山頂にあり、山域は「正鵠の森(せいこくのもり)」として整備されている。
 ホロワとは、アイヌ語で「大きな霊山」という意味で、古くから信仰の山として崇められていた。
 大宝年間(701~03)に、役の行者による開基と伝わる。その後、明治の神仏分離によって神社となった。
 境内は杉林の中にあり、その近くからは志津川湾と南三陸町全体が見渡せる素晴らしい眺めを堪能出来る。
 毎年4月下旬には例祭が行われ、神輿が街に降りて来ると、地域の親達は子供を連れ、小さな鎌と杉笛を持って山頂まで参拝し杉の生長と子供の生長を祈願する。
 志津川の保呂羽神社は、今でも篤く崇敬されている神社である。
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2007/7/13


空知大滝 Sorachi-ootaki The Sorachi Otaki Waterfall

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 空知(そらち)の語源となったソーラップチは、アイヌ語の下る滝という意味で、この「空知大滝」を指す。南富良野町東部の狩振岳を水源とした長さ、流域面積ともに石狩川水系では最大支流の空知川にある。しかし、現在は上流に滝里ダムが出来てしまった為、放水によって水量が左右されてしまう。
 空知大滝は落差のある滝ではないが、水量の多い時には白い飛沫が舞い、迫力のある姿を見せてくれる。また、秋の紅葉の時期になると木々が赤や黄色に染まり、連なる川と周りの奇岩とが相まって、趣きのある風景を演出してくれる。
 蝦夷地を探険し北海道の名を付けた松浦武四郎は、十二の筋が並んだ迫力のあるこの滝を見て、紀行文やスケッチを書き留めた「石狩日誌」に十二条の滝が並んでいると言葉を残している。
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2007/7/12


エサオマントッタベツ岳 Esaomantottabetsu-dake 

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 エサオマントッタベツ岳は、北海道新冠郡新冠町にある標高1902mの山である。
 エサオマントッタベツとは、アイヌ語で「山奥に行く函(はこ)になっている川」を表し、戸蔦別川の最上流部の支流エサオマントッタベツ川に由来する。函になっている川とは、函状の峡谷を表しているとされる。
 日本100名山の幌尻岳からは、新冠川をはさんで南東方向の位置に存在する。
 日高山脈北部の山なみの中にピョコンと尖った頂が特徴的な山で、顕著な二つのカールである北東カールと北カールを持つ。
 カールとは、氷河の侵食によって造られた、お椀の底のような窪地の事である。
 カールの手前には長い滑滝があり、沢登りとしては初級クラスの山のためか、入山者が増えている。
 エサオマントッタベツ岳は、北日高カールにかこまれた美しい山である。
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ポン山 Pon-yama Mt. Ponyama

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 ポン山は、北海道の利尻島、利尻郡利尻富士町にある標高444mの山である。
 利尻島は日本百名山にも名を連ねる標高1721mの利尻岳を中央に配した丸い島で、海岸線に沿って道路が整備されている。
 ポンとはアイヌ語で小さいという意味で、利尻岳に比べて小さい山ということでポン山と呼ばれている。そういうわけで、利尻島には多くのポン山が存在する。
 一般にポン山と言った場合、最も高い鴛泊ポン山(おしどまりぽんやま)の事を指す。頂上からは鴛泊市街地や礼文島の眺望が大きく広がり、高山植物と野鳥が見渡せる。
 島の南側には、鬼脇ポン山、仙法師ポン山と呼ばれている寄生火山らが存在し、爆裂火口の跡と見られる姫沼やオタドマリ沼が景色に色を添える。
 ポン山は、小ポン山、甘露水、姫沼を結ぶ遊歩道も整備されている、登山しやすい山である。
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