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栃木県野木町・野木神社には建仁年間(1201~1204年)にはじまったといわれる「七郷めぐり(しちごうめぐり)」という神事が伝わる。その神事に付随した祭りに由来するのが、関東の奇祭として知られる「古河提灯竿もみまつり」である。
「七郷めぐり」とは野木神社の末社を一行が順次訪ねる神事で、一行の御帰社(おかえり)を参拝客が提灯を手に出迎えるという。参拝客達が寒さをしのぐために始めたのが提灯竿もみまつりで、それを元に始まったのが「古河提灯竿もみまつり」で、「お帰り」とも呼ばれている。
各団体が用意した二〇m近い長さの竹竿の先には、蝋燭の火を灯した提灯が吊るされている。約二〇人の若者たちが竹竿を支えながら互いにぶつけ合い、提灯を消し合う。簡単に消されないよう竿にも工夫が凝らされ、夜空に火花を散らしながら激しくぶつけ合うという、活気溢れる神事である。
「七郷めぐり」とは野木神社の末社を一行が順次訪ねる神事で、一行の御帰社(おかえり)を参拝客が提灯を手に出迎えるという。参拝客達が寒さをしのぐために始めたのが提灯竿もみまつりで、それを元に始まったのが「古河提灯竿もみまつり」で、「お帰り」とも呼ばれている。
各団体が用意した二〇m近い長さの竹竿の先には、蝋燭の火を灯した提灯が吊るされている。約二〇人の若者たちが竹竿を支えながら互いにぶつけ合い、提灯を消し合う。簡単に消されないよう竿にも工夫が凝らされ、夜空に火花を散らしながら激しくぶつけ合うという、活気溢れる神事である。
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