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2008/7/1


急須 Kyuusu 

Jp

 急須(きゅうす)とは、葉茶を入れ湯を注いで煎じ出す、取っ手のついた小さな器である。
 古く中国では、酒の燗に用いた注ぎ口のある小鍋を「急須」といったが、転じて煎茶器として用いられるようになったという。
 日本では急須の主流を朱泥(しゅでい)、紫泥炻器(しでいせっき)が占めており、他に有田焼、九谷焼、瀬戸焼、薩摩焼などの磁器製も多く、また備前焼や丹波焼などの焼締炻器や、美濃焼、萩焼など陶器製のものなど、非常に多くの種類が生産されているという。
 お茶のうまみのもとは、茶葉の「より」にあるといわれ、このよりが適温のお湯によってほぐれ、うまみが溶け出すのである。従って、急須選びは、お茶の味わいを左右する重要な決め手となるといわれる。
 急須は、お茶をおいしく飲む為に重要な、中に茶葉を入れてお湯を注ぎ茶水を注ぐ、茶道具である。
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