能面 大童子 Noumen Oodouji Noh Mask Dai-doji
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能で使われる面の一つで、霊力をもった男等に使われる。
年かさの相貌で、見た目から険しい眉や眉間の皺、しっかりと開いた睨みつける目から神秘性や力強さを表現している。
通常の童子の面と違い丸みがあることで、表情全体が強いのが特徴。
個性が強いためか、一般の演目ではなかなか使われない。
能の曲である大江山では、八尺もある大男で、人血、人肉を喰らい、源頼光に退治されるといった役である酒呑童子が鬼になる前の姿等、特別な役として使われる。
この大江山での酒呑童子は、平安京での一部の貴族たちの繁栄に対し、暗い生活に耐えて生き抜いてきた人々の象徴として描かれている。
年かさの相貌で、見た目から険しい眉や眉間の皺、しっかりと開いた睨みつける目から神秘性や力強さを表現している。
通常の童子の面と違い丸みがあることで、表情全体が強いのが特徴。
個性が強いためか、一般の演目ではなかなか使われない。
能の曲である大江山では、八尺もある大男で、人血、人肉を喰らい、源頼光に退治されるといった役である酒呑童子が鬼になる前の姿等、特別な役として使われる。
この大江山での酒呑童子は、平安京での一部の貴族たちの繁栄に対し、暗い生活に耐えて生き抜いてきた人々の象徴として描かれている。
- 名前
- 能面 大童子