NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/13


満月 Mangetsu Full Moon

Jp En

 満月(まんげつ)とは、欠ける事なく円に見える月の事で、月と太陽の黄経差が180度となる事、あるいは月齢約14.8、十五夜とも呼ばれる。
 月の満ち欠けは「朔望」とも言われ、太陽との位置関係で決まる。
 太陽と同じ方向にある場合を新月あるいは朔、反対方向にある場合を満月あるいは望と言い、その間に上弦・下弦の半月が存在する。
 満月の時、月と太陽は地球を間において反対側にある。これが正反対になるとき、月食が起こる。
 太陰太陽暦では一五日前後がかならず満月になり、このため中国暦では一五日を望日と呼ぶとされているが、実際には太陰太陽暦には誤差があり、一五日だからといって満月とは限らない。
 満月はよく鑑賞の対象となるが、特に旧暦八月一五日は中秋の名月といわれ、月見の行事が行われる。
 満月は最も明るい夜であり、昔から不思議な力が信じられてきた、美しさと神秘の象徴でもある。
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2007/7/2


立冬 Rittou Rittou

Jp En

 立冬は一年を二十四等分したいわゆる「二十四節気」の一つである。
 時期としては十一月七日もしくは八日がこれにあたる。
 単純に月だけを見れば、秋も深まったころといったイメージだが、この日を境に「冬」が始まると昔の人は捉えていた。
 二十四節気自体は太陰暦が用いられていたころ、季節を表すものとして古くから日本の四季の目安とされてきた。
 春の立春から始まり、冬の大寒まで四季それぞれに六つの節気が用いられている。
 立冬は冬の始まりと共に、もう冬になりましたよということでもある。
 四季それぞれの気候がはっきりしている日本だからこそのものであると同時に、季節の移り変わりで日々の流れを汲み取る、古来からの揺るやかな時の流れがそこにはあるように感じられる。
 たまにはゆったりと二十四節気で季節を感じてみるのもいいかもしれない。
 立冬を過ぎれば、小雪。もうすぐ雪が舞い始める。
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