NIPPON Kichi - 日本吉

2007/11/14

注連縄 Shimenawa 

Jp


 神域や祭場などの聖域と外界とを隔てる「注連縄(しめなわ)」は、「標縄」「七五三縄」とも表記され、神社の周りや御神体を囲む様に張られたもので、紙垂(しで)を垂らして用いられる事が多い。
 正月などに玄関先に飾られる「注連飾り(しめかざり)」も、注連縄の形態の一つで、人間に災いをもたらすという禍神(まがかみ)を「しめだす」もの。中国で死霊が入り込まない様に、水で清め連ねて張った縄の「注連(ちゅうれん)」が伝わったとされる。
 起源としては古代から伝えられていて、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)から引き出された時に、二度と入れない様にフトダマが注連縄に当たる「尻久米縄(しりくめなわ)」で岩戸を塞いだという事が云われており、古くからの風習として行われていた。

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