NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/19


和太鼓集団 GOCOO Wadaiko-syuudan gokuu Japanese Taiko Drum Group “GOCOO”

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 40以上もの和太鼓を自在に操り、大地のビートを奏でる和太鼓集団GOCOO(ゴクウ)。女性7名、男性4名のバチから繰り広げられるその音色は、伝統でもなく、民俗音楽でもなく、ロックでもない。もっとプリミティブでトランシーな、国境も音楽ジャンルも越えたものだ。そしてその中心には、現代のシャーマンとも言うべき淺野香の存在がある。
 トレードマークの長い髪を獅子舞のように振り乱しながら、パワフルにバチを振り下ろす。
 「ライブをやっていると、日常のいろいろが削がれて、魂の中で一番純粋なところ、”愛”と”感謝”だけになる瞬間がある。結局これが”祭り”なんだろうな、と思います。新しいものを表現していると言われるけれど、一番新しいものは一番古いものにつながるんじゃないでしょうか。」
 97年結成。そのトランシーな演奏は海外での評価も高く、ヨーロッパツアーをはじめ海外ライブは100本以上。映画『マトリックス』の音楽も手がけ、今年5月の国連環境会議ではアジア代表としてオープニングを飾っている。
 
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2007/10/31


笏拍子 Shakubyoushi 

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 笏拍子(しゃくびょうし)は、日本に古来より伝わる伝統的な音楽、雅楽で用いられる楽器の一つであり、各種ある雅楽器の中でも最も簡単な造りをしている。
 その形は、平安時代の貴族や神社の神官が持っている笏を二つに割ったような形をしているが、当初は二枚の笏が用いられていたという。
 長さはおよそ35cm、厚さは1.2cmほどで、上の方が幅広く下のほうが狭くなっている。
 材質に特に決まりはないとされるが、実際の笏と同じ材質であるイチイや、音質の良さからケヤキを用いることもある。
 その用法は、左は真ん中の合わせ目を奏者の方に向け、左の側面に右の合わせ目を強く打ちつけて音を鳴らすもので、歌の主唱者がこの笏拍子を打って、全体の速度である拍子を決めていく。
 主に国風歌舞や古代歌謡の一つである催馬楽(さいばら)など、謡物(うたいもの)で用いられている。
 この楽器が打ち鳴らす音により雅楽の雅な音色と歌は、よりいっそうの魅力を増す。
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2007/7/24


伊万里トンテントン Imari-tontenton Imari Tontenton Festival

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 伊万里トンテントン(いまりとんてんとん)は、佐賀県伊万里市の伊萬里神社にて毎年10月22日夜から24日にかけて行われている祭りである。
 伊萬里神社の御神幸祭であり、伊万里供日(いまりくんち)とも呼ばれ、日本三大喧嘩祭りのひとつにも数えられる。
 期間中、伊万里の街は、トンテントンの太鼓の音で祭り一色に染まり、市内の数ヶ所で合戦絵巻を繰り広げる。
 おごそかに神幸する白神輿・赤神輿の後にそろいの法被にねじり鉢巻姿の若者たちによって担ぎ出される荒神輿と団車が、トン・テン・トンと打ち鳴らす太鼓を合図に、双方激突し組み合う壮烈な喧嘩祭りは、全国でも類を見ない。
 祭りのクライマックスに行われる「川落し合戦」では、双方組合ったまま、川に落ち陸に早く引き上げられた方が勝ちとなる。
 伊万里トンテントンは、勇壮で壮観な、伝統の祭りである。
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2007/7/4


西大寺会陽 Saidai-ji-eyou 

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 別名「はだかまつり」の西大寺会陽(せいだいじえよう)は、岩手県黒石寺の黒石裸祭、大阪市四天王寺のどやどやと併せ、日本三大奇祭として知られている。深夜の暗闇の中、寺の御福窓から投げ落とされる護符としての2本の宝木(しんぎ)を、数千人の裸の群衆が奪い合うという壮烈な祭りだ。
 元は限られた信徒に与えられていた護符が、ご利益があるとして希望者が増え、奪い合うようになったことが始まりとされる。
 毎年2月の第3土曜日の夜、西大寺に集まった男たちは垢離取場(こりとりば)で冷水を浴びて斉戒沐浴し、宝木投下に備える。
 一方宝木の争奪戦に参加できない女性たちは、男達の士気高揚と安全祈願のために会陽太鼓を打ち鳴らす。
 午前零時、福窓から2本の宝木が男たちの群れの中に投げられると、興奮は一気に頂点に達する。壮烈な争奪戦を縫って宝木を得た者は「福男」と呼ばれ、その年の幸福が約束されるといわれている。
 祭りの起源は、およそ1300年前にさかのぼると伝えられている。
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2007/4/10


大湯大太鼓まつり Ooyu-oodaiko-matsuri 

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 大湯大太鼓は秋田県鹿角市に伝わる太鼓であり、毎年8月「大湯大太鼓まつり」で演奏される。
 秋田県無形民俗文化財に指定されている。
 戦国時代末期、秋田安東氏と南部氏の戦の中、鹿倉城主、大湯四郎左エ衛門は自ら先陣に立ち、太鼓や法螺貝を打ち鳴らして士気を高め、南部氏の危機を救ったのが元とも、また近隣の人々が兵の労苦をねぎらう為に笛や太鼓で迎えたのが由来ともされる。
 四人一組となり、直径1・2メートル、重さ50キロの大太鼓を独特のリズムで打ち鳴らす勇壮な演奏であり、当日は大圓寺で供養太鼓の演奏の後、各地で豪快な音を響かせる、鹿角の夏の祭事である。
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2007/4/9


赤崎神社楽踊 Akazaki-jinja-gakuodori 

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 赤崎神社楽踊は、山口県長門市の赤崎神社で毎年9月10日に行われる踊りである。
 慶長元(1596)年、この地方に家畜の疫病が大流行した際に、牛や馬の守護神を祭神とする赤崎神社に祈願を行い、成就した事への礼として、舞を奉納したことが始まりとされる。
 頭に大きな花冠を付け、腰鼓を打ち鳴らす躍動的な舞であり、田楽踊りの派生と言われる。五組の楽組が存在していたが、現在は「月の前の伶楽」と「虎の手渡し」の二楽が伝えられている。
 赤崎神社楽桟敷という、国指定重要有形民俗文化財のすり鉢形の舞台で行われ、古風を留めた民俗芸能として現在も伝統が伝えられている。
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2007/1/11


四ッ竹 Yotudake The Yotsudake Bamboo Instrument

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 四ッ竹とは、琉球舞踊「ちゃーびらさい」などを踊る時に使う、沖縄の楽器である。
 四ッ竹は、4枚の竹を2枚づつ両手に持ち、打ち鳴らす楽器である。本来竹だけで使うものだが、近年はゴムで指に止めて使う事が多い。
 四ッ竹を使った踊りは、四ッ竹踊りとも言い、女踊りには四ッ竹を取り入れた綺麗な踊りも存在する。
 この四ッ竹を使い踊る「ちゃーびらさい」とは、沖縄の言葉で「ごめんください」という意味があり、四ッ竹を打ち鳴らしながら軽快に、優雅に踊るさまは、まさに沖縄の風土的な踊りと言える。
 四ッ竹は、最近では京都の新作踊り「京炎そでふれ」でも使用されており、琉球文化が本土にも波及していく好例と言えよう。
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