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2008/9/1


蒲郡 あじさい祭り Gamagouri Ajisai-matsuri 

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 蒲郡(がまごうり)・あじさい祭りは、愛知県蒲郡市金平町の「あじさいの里」にて毎年6月に行われている祭りである。
 東海一と言われる五万株の「あじさいの里」は、形原(かたはら)温泉の中にあり、堤いっぱいにあじさいが咲き誇る。憂鬱な梅雨をぬぐい去る艶やかなアジサイは、花好きな人ならずとも心なごむ光景である。
 補陀ヶ池を周回する遊歩道が整備されており、両側に咲く可憐なあじさいを存分に満喫することができる。
 祭り期間中は午後9時30分までライトアップされており、青、ピンク、白など、120種類を超える色とりどりのアジサイの花が幻想的な姿を見せてくれる。
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2008/4/4


雄飛滝 Yuuhi-daki The Yuhidaki Waterfall

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 静岡県の伊豆市修善寺町北端にある山田地区に、雄飛滝(ゆうひだき)がある。
 沼津と修善寺の境にある滝で、全長30メートルあり、上段20メートル、下段10メートルに分かれている。
 この地方独特の地層で、石を積み上げた様な岩肌を流れる美しい雄飛滝は、滝の下に不動明王を祀っている。
 近くの山道には八重桜の並木があり、4月の下旬に満開の花を咲かせる。また滝へ降りる道沿いにはあじさいが植えられ、6月には別の美しい姿を見せる。
 また冬になると見事な氷柱となってあらわれ、上から突き刺さるような感じで尖った先端がこちらを向いている状態がみられる。普段激しく落ちる滝が、時が止まったような氷柱となり、夏と冬では全く対極する景観となる。
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2008/3/7


岩船寺 三重塔 Gansen-ji Sanjuu-no-tou 

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 アジサイの名所として知られる岩船寺(がんせんじ)は、京都府の南端、奈良県境に近い当尾(とうの)の里にある。天平元(729)年、聖武天皇の勅願により行基(ぎょうき)が建立したと伝わる。
 その後、大同元(806)年に空海の甥・智泉(ちせん)が、密教儀式の道場として報恩院を建立。弘仁四(813)年には嵯峨天皇の皇后が、皇子(後の仁明天皇)誕生を感謝して堂塔伽藍を整え、岩船寺と称するようになった。
 最盛期にはかなりの規模を誇る寺院であったが、承久の変により大半が焼失。現在は本堂と三重の塔を残すのみである。
 山門のほぼ正面奥に三重塔がそびえている。塔は室町時代の嘉吉二(1442)年の建立で、高さ20・5m。本瓦葺で、国の重要文化財に指定されている。初層の内部には来迎柱が立てられ、本尊を安置する須弥壇(しゅみだん)と来迎壁が設けられている。塔の隅垂木(すみたるき)を支える木彫りの天邪鬼(あまのじゃく)がかわいらしい。
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2008/2/21


紫陽花(アジサイ) Ajisai 

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 紫陽花(あじさい)は「水の容器」という学名を持つ、日本原産のバラ目アジサイ科に属する植物である。
 青い小さいものが集まるという意味でつけられた「集真藍(あづさあい)」が「あじさい」の名の元だという説があり、漢字の「紫陽花」は、中国にあった別の花の名を当てたものだといわれている。
 次々と変わる花の色が特徴だが、これは土壌の酸性やアルカリ性の度合いによって色素が変化するためである。酸性度が高いと青が強くなり、低いとピンクになる。その色の変化は様々で、まさに七変化である。
 紫陽花の花はとても大きく見えるが、花弁に見えるのはがく片で、実際の花弁は四、五個の小さいもの。
 日本には、紫陽花を多く植えた寺や観光名所が全国各地にあり、夏の前、梅雨の頃にいっせいに花を咲かせる紫色が、とても美しい。
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2007/10/15


水ヶ滝 Mizu-ga-taki 

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 JR伊予三島駅から金砂(きんしゃ)湖へと抜ける国道319号線の法皇(ほうおう)トンネル出口すぐ左側に、一条の滝がある。「水ヶ滝(みずがたき)」は「法皇の滝」とも呼ばれ、辺りは法皇の滝小公園として整備されている。
 落差はかなりあり、流れ落ちる水は黒い岩肌のところどころにぶつかりながら飛沫を散らす。滝壺は浅く近くまで寄れるので、下から見上げると、この滝の高さを実感できる。条件が良ければ、滝水は斜光線に照らされ浮き上がって見える。流れ落ちた水は銅山川を経て金砂湖に注ぎ込む。国道沿いにあるため、多くの見物人が涼を求めて次から次へと立ち寄り、カメラマンも多い。六月頃には滝周辺に紫陽花が咲き、水量も豊かで、色とりどりの紫陽花に飾られて滝は一層魅力を増す。
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2007/10/12


八王子 真覚寺 Hachiouji Shinkaku-ji Shinkakuji Temple in Hachioji

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 八王子の真覚寺(しんかくじ)は、東京都八王子市散田町にある真言宗智山派の寺である。本尊は、不動明王。多摩四国八十八ヶ所71番札所とされる。
 応永一八(1411)年の創建で、白鳳時代の作である寺宝の薬師如来倚像は、市の有形文化財に指定されている。
 境内にある心字池周辺にはアジサイが多く、六月中旬には見頃となる。
 また、三月中旬からお彼岸にかけて産卵のために多数のヒキガエルが集まる事で有名である。今では少なくなったが、かつて数万匹に及んだともいわれるその様子は「蛙合戦」とも呼ばれた。
 梵鐘と鐘楼は万治三(1660)年に八王子千人同心が奉納したものといわれている。
 八王子の真覚寺は、アジサイと蛙合戦で知られる寺である。
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2007/10/1


幸田町 本光寺 Kouta-cho Honkou-ji Honkoji Temple in Koda Town

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 本光寺(ほんこうじ)は愛知県額田郡幸田町、JR東海道線三ヶ根駅から東へ徒歩10分ぐらいの場所にあるお寺。正式名は曹洞宗瑞雲山本光寺である。
 開基は三河十四松平の一つ、深溝松平の初代である松平忠定公で松平家の菩提寺でもある。特にこの寺はアジサイでも有名で、別名「アジサイ寺」とも呼ばれている。
 その、アジサイの咲きほこる参道を進むと、右手に古めかしい小さな鎮守社があり、朱塗りの山門(薬井門)に出会う。山門をくぐると左手が西廟所、右手が東廟所で、どちらも松平家の霊廟である。
 山手の奥には方丈風で横に長い本堂の建物がある。軒下には松平忠利公が厄災消除のため作らせた、金銀銅をとりまぜ鋳造された梵鐘がつるされている。
 本尊は釈迦如来、脇侍である地蔵菩薩と千手観音菩薩は運慶の作と言われている。
 アジサイだけでなく、梅や椿も美しい寺である。
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2007/9/26


頼光寺 Raikou-ji Raikoji Temple

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 あじさい寺として親しまれている「頼光寺(らいこうじ)」は、平安時代の一条天皇の御世、長保年間(1000年頃)に、源満仲公夫人の法如尼が発願し、子の源賢僧都により建立されたと言われる。源賢僧都は、清和天皇の曾孫にあたる。
 頼光寺があじさい寺と呼ばれるようになった由縁は、昭和四九(1974)年に本堂を再建した際、川西市より100株のあじさいを寄贈されたことにはじまる。現在では500株に増え、見ごろの6月中旬から7月中旬には、多種類のあじさいが境内に所狭しと咲いている。
 花びらは青・ピンク・白など、色鮮やか。さらに、雨の日の風情はまた格別で、訪れる人々の心を和ませている。
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