NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/29


がんぼう岩 Ganbou-iwa Ganbou Rock

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 北海道の東道、紋別郡遠軽町にある高さ78メートルの岩山。自然百選にも選定されている。
 頂上には展望台があり、徒歩で15分ほど。
 遠軽町のシンボル的存在になっているこの岩は「この町では朝日を真っ先に浴びる岩山」「夕日に暖かく包まれる岩山」として親しまれている。
 がんぼう岩の名の由来はアイヌ語の「インガルシ」(見晴らしの良いところ)からきている。アイヌ民族の古戦場とも呼ばれる、その展望台からの見晴らしはパノラマ360度のすばらしい眺望が広がる。
 周辺には岩山の登り口にもなっている「太陽の丘遠軽公園」があり、町民の憩いの場として親しまれている。
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2007/7/31


上杉まつり Uesugi-matsuri Uesugi Festival

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 山形県米沢市の城下町で毎年行なわれるお祭り。
 藩祖・上杉謙信公を祭神とする上杉神社と、2代景勝公・10代鷹山公を合祀する松岬神社の春の大祭である。
 4月29日から5月3日の期間、
会場となる松が岬公園には露店がたちならび、多くの人で賑わう。
 祭りのならわしで、家庭の主婦はいそいそとウコギを摘み鯉を煮て、祭料理に精をだす。
 笛や太鼓の音にのせて,千人規模の踊り手が色とりどりの衣装に身を包み、花笠踊りなどを踊り町中を練り歩く。
 最終日には、上杉、武田軍が死闘を演じた「川中島の合戦」を再現。両軍あわせて約700名もの武者姿の人々や馬たちが、実践さながらに演じる。
 
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2007/7/6


大雪山 Daisetsu-zan 

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 大雪山(だいせつざん)は、北海道中央部にそびえる火山帯の総称。ひとつの山ではないことを明確にするため「大雪山系」と呼ばれることもある。
 総面積23ヘクタールと日本最大の面積を誇る山脈で、2290mの旭岳を最高峰に、北鎮岳、白雲岳、愛別岳など、50kmに渡って2000m級の雄大な山々が連なる。
 6月になると多様な高山植物群落が咲き始め、一帯は美しい花々に包まれる。大雪山は日本一早い紅葉の名所としても知られ、9月からチングルマやナナカマドなどが色づく光景を楽しめる。12月~3月上旬にはスキーのためにパウダースノーを求めて訪れる人々で賑う。
 大雪山は、国の特別天然記念物に指定されている。
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2007/7/4


北海道護国神社 Hokkaido-gokoku-jinja 

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 北海道護国神社(ほっかいどうごこくじんじゃ)は、北海道旭川市花咲町にある神社である。祭神は、明治戊辰の役より大東亜戦争に至る北海道、樺太関係の国事殉難者63141柱。
 明治三五(1902)年、旧第七師団長大迫尚敏主催の下練兵場に小祠を建立し、屯田兵の招魂祭を行ったのが創祠とされる。
 明治四三(1910)年、現在地に新たに社殿を建立、昭和一〇(1935)年、北海道招魂社と称したが、昭和一四(1939)年、北海道護国神社に改称された。
 戦死者を祀る神社として各地に建てられた護国神社の一つで、境内の森厳さ、社殿の壮麗さは東北・北海道一ともいわれる。
 毎年6月4~6日に慰霊祭が行われ、荘厳な雰囲気に包まれる。
 北海道護国神社は北海道唯一の護国神社であり、戦没者の英霊を祀る社として篤く崇敬されている。
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2007/7/3


只見ふるさとの雪まつり Tadami-furusato-no-yukimatsuri 

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 福島県内有数の豪雪地帯である只見町の、冬期大イベントである。暮らしには辛い豪雪を、何とか冬の楽しみにしようと、昭和四八(1973)年に始められた。
 始めはかまくらや踊りの披露などでこじんまりしたものだったが、地元の人々の工夫や苦労によって次第に盛り上りを見せ、現在のような盛大なものとなった。
 会場となる駅前広場には、大小様々な雪像やかまくらが立ち並ぶが、圧巻は特設ステージとなる「大雪像」。この特設ステージでは郷土芸能や様々なイベントが披露される。中でも近年始められた「雪中よさこい大会」は、色鮮やかな衣装を身にまとった踊り手たちの熱気が会場を覆う。
 会場内は夜ともなれば一斉にライトアップされ、幻想的なムードに包まれるが、花火大会で雪まつりの盛り上がりは最高潮に達する。
 またその他にも「ゆきんこ市」が催されて、只見の民芸品や郷土料理を供する出店が立ち並び、観光客はもとより、地元の人も飽きさせない。
 毎年2月の、第二金曜・土曜・日曜に行なわれている。
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2007/6/29


京都 掛札  Kyoto Kakefuda Kyoto Kakefuda

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 1925(大正14)年創業。京都・四条堀川に店を構える老舗の染物店。代々受け継がれてきた家紋入りの正絹風呂敷や帛久紗(ふくさ)、のれんや旗、幕などのオーダー専門店として営業を続けてきた。しかし、大学卒業後に家業を継いだ三代目の掛札英敬さんが2004年、中村勘九郎(現勘三郎)さんの「十八代目中村勘三郎襲名」の挨拶の品として木綿風呂敷のデザインと制作を担い、翌年に日本の伝統文様をモチーフにした既成の綿の風呂敷を発表したのを機に、社名・店名を「京都 掛札」に変更。さらに家紋をアレンジした木綿風呂敷専用のロゴマークを起用した。
 分業が一般化した今日では、デザインから型彫り、染め、縫製、仕上げ、販売まですべて一軒でまかなう専門店は貴重な存在。それでいて変わることを拒まない柔軟さは老舗の新たなあり方を示唆している。
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2007/6/28


浜降祭 Hamaori-sai 

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 浜降祭(はまおりさい)は、毎年7月の海の日に行われる神奈川県茅ヶ崎市西浜海岸の祭りである。
 祭りは、早朝から寒川神社、鶴嶺八幡社を始め、寒川・茅ヶ崎両市町鎮座の33社、38基の絢爛豪華な神輿が担ぎ出され、一斉に海に入って禊(みそぎ)をし、海から出た後は各地域まで神輿を担ぎながら練り歩くもの。
 暁の渚に朝日を浴びて乱舞する勇壮華麗な神輿をひと目見ようと、毎年10数万人の観衆が訪れる。「ドッコイ、ドッコイ」の掛け声も勇ましく禊をする神輿に、会場は最高潮の熱気に包まれる。
 浜降祭は、昭和五三年に神奈川県の無形民俗文化財に指定されている。
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2007/6/25


糠平湖 Nukabira-ko 

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 北海道帯広市の北に聳える東大雪の山々。その山麓にあるのが糠平湖である。
 昭和三十年に、電源開発の目的で音更川に作られたダムによってせき止められて出来た人造湖だ。その大きさは周囲32km。人造湖としては北海道でも2番目の広さを誇る。
 今も緑深く、ごくまれにヒグマも出没するような自然豊かなところだが、訪れる人は少なくない。
 湖に浮かぶ廃線跡の十一連のアーチ橋を眺めて、自分だけの絵画を楽しむ人もいれば、ニジマスやワカサギを求める太公望もやってくる。
 湖周辺も車や自転車で一周することが出来る。ルピナスが咲く道を自転車で颯爽と駆れば、心地よい初夏の風がその身を包んでくれる。
 秋も深まれば東大雪の木々が赤く色付き、格好の紅葉狩りの季節となる。
 すぐ近くの糠平温泉で、旅の一日の締めくくりをゆっくりと温泉で癒すことも出来る。
 季節ごとに違った贅沢を心行くまで堪能できる。
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