雲巌寺 Unganji Unganji Temple
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栃木・茨城・福島の県境にある八溝山のふところ深く、清らかな渓流に沿う境地に、臨済宗妙心寺派の名刹、雲巌寺がひっそりと佇む。筑前の聖徳寺、越前の永平寺、紀州の興福寺と並んで、禅宗の日本四大道場と呼ばれている。
開祖は大治年間、1126〜1131年と伝えられている。仏国国師が関東地方を行脚中、黒羽東方の八溝山山麓に草庵を結んだ折、高梨勝願法印が国師に参禅。勝願はその恩に報い、国師に八溝山を献上した。弘安6年(1283年)に国師に帰依した北条時宗が当地に雲巌寺を建立したのが始まりだという。その後度重なる焼き討ちに遭いながらも再建を重ね、唯一残った山門が楚々とした佇まいを見せている。江戸時代には松尾芭蕉がこの地を訪れ、仏頂和尚の山居の跡を見て懐かしみ、礼賛の句を書き記したという。
開祖は大治年間、1126〜1131年と伝えられている。仏国国師が関東地方を行脚中、黒羽東方の八溝山山麓に草庵を結んだ折、高梨勝願法印が国師に参禅。勝願はその恩に報い、国師に八溝山を献上した。弘安6年(1283年)に国師に帰依した北条時宗が当地に雲巌寺を建立したのが始まりだという。その後度重なる焼き討ちに遭いながらも再建を重ね、唯一残った山門が楚々とした佇まいを見せている。江戸時代には松尾芭蕉がこの地を訪れ、仏頂和尚の山居の跡を見て懐かしみ、礼賛の句を書き記したという。
- 住所
- 324-0213 栃木県大田原市雲岩寺27
- 連絡先
- 黒羽町観光協会
- 電話
- 0287-54-1110